関スポ
spacer
 Index
野 球
spacer
◆速 報

spacer
◆野 球

spacer
◆アメフト

spacer
◆サッカー

spacer
◆アイススケート

spacer
◆体育会

spacer
◆これスポ

spacer
spacer
野球部OB・阪神岩田稔投手、初登板/14日広島戦

spacer 【試合結果】
                    
◇阪神―広島戦◇10月14日◇広島市民球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神
広 島 X
【阪】岩田、玉置、伊代野、吉野、桟原―狩野
【広】大竹、河内、小山田、梅津、永川―倉


 阪神タイガースの岩田稔(2006年経済学部卒)がついに、対広島最終戦で先発し、1軍デビューを果たした。この日も、大学時代からの持ち味である速球と大きく変化するカーブを武器に打者に挑んでいく。3回を投げ4失点(自責点3)と満足のいく結果は残せなかったが、直球はMAX149キロをマーク。3回には井生から初三振を奪うなど本格サウスポーの片りんを見せつけた。この経験を励みに、来年は阪神の先発ローテ入りを目指す。

電光掲示板に映し出される1岩田

 球場全体に響き渡る9番ピッチャー「岩田」のアナウンス。その瞬間、敵地にもかかわらず、多数詰め掛けた阪神ファンから大きな歓声が上がり、視線は背番号21へ。そして、用意された最高の舞台の中、150キロ左腕はゆっくりとマウンドへ上った。

 希望枠で入団したものの、この1年けがもあり2軍では満足のいく結果は残せなかった。しかし、来季を見据えて首脳陣からの大抜擢。来年につなげるためにも最高のピッチングを見せたい。

 初球、東出に投じたのは135キロの直球。ストライクが入る。2球目、同じく135キロのボールで左飛に打ち取り、先頭打者を抑え幸先良いスタート。だが、ここから試練が始まる。続く山田には、ストライクとボールをはっきりと見破られ、カウント1−3に。追い込もうとして投げた直球があまく入り中前に運ばれた。

 ランナーを置いて球界の好打者・前田との対決。初球はストレートでストライク、続く2球目はバットが動くそぶりもなくボール。そして、投げた5球目。前田のバットはその144キロの低めの直球を捉えた。ボールはライナーで、瞬く間にライトスタンドへ消えていく。ベテランに手痛いプロの洗礼を浴びせられた。

試練の投球が続く岩田
 ここで立ち直りたいが、4番新井も四球で塁に出すと、ここから2つの暴投で三塁まで走者を進め、三ゴロの間にまたも1点を失う。2回にも先頭バッターに四球。2死を取ったところでまたも四球とピンチを広げ、失策も重なり、さらに1失点。2回を投げ終え被安打2、4失点で1軍での厳しさを肌で実感する登板になった。

 だが、3回ここでようやく本来の投球が戻る。広瀬を3球で追い込み、ストレートで遊ゴロに打ち取ると、今日最大の見せ場、井生との対決。初球から変化球で入り、4球目。カットボールで空振り三振を奪う。「3回まで力んでしまった。(3回からは)落ち着いて投げられた」と話すように、この回を危なげなく三者凡退で終え、その素質を見せつけた。

 登板を終え「今日は全体的にボールが高めにいった」とプロ初登板で鮮明になった課題を分析。秋季キャンプでの特訓を誓った。初登板はほろ苦い結果となったが、尊敬する偉大な関大、阪神の先輩"村山実"を超えるべく若きサウスポーの戦いが始まる。    【野末訓照】

<岩田成績>
回数 打者 投球 安打 三振 四死球 失点 自責点 防御率
3   16  84   2  1    4    4   3    9.00


<岩田投手試合後のコメント>

「力みすぎてしまい、良いボールと悪いボールがはっきりしてしまいました。3イニング目はリラックスして投げることができました。これからも大観衆の中で投げられるように努力していきたいです」。

若きサウスポーは今後の活躍を誓う



・岩田稔84球のすべてはこちら
・岩田投手に直撃!カンスポ独占取材
・急遽結成!「岩田稔を応援する会」



《関連ページ》
   ・ 岩田、阪神入団決定!
   ・ 岩田、阪神入団激励会