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優勝ならず2位
近くて遠い頂点…
昨季2位と悔し涙をのんだ関大。もうあの思いは味わいたくない。悔しさを糧に、着実な歩みで実りの秋を迎える。ただ頂点だけを見据え試合に挑んだ。
開幕から好スタートを切った関大。エース増田(社3)の投球がさえ渡る。さらに、伝統の堅い守りでチームは波に乗った。同大、立命大、関学大、さらに京大と立て続けに勝ち点を挙げ、単独首位。17季ぶりの優勝へ、Vロードが見えてきた。
悲願のリーグ制覇がかかった最終節、相手は4季連続の王者・近大。初戦から「目標は近大に勝つこと」と高岡監督、石井主将(社4)はともに口をそろえていた。
緊張の第1戦。関大が先制するが、近大も簡単には引き下がらない。リードしては追い付かれる苦しい展開が続き、試合は延長戦へ。迎えた11回裏、失策から一死三塁のピンチを招き、満塁策を選ぶ。しかし、一死満塁から2番手・田辺佑(文1)が痛恨の押し出し四球。3−4でまさかのサヨナラ負けを喫する。
完全優勝を果たすためには絶対に負けられない第2戦。先発・岩田(経2)が粘り強い投球を見せるも、近大・糸井の前に打線が沈黙。なかなか得点を奪えず、流れをつかめない。優勝へのプレッシャーからか、本来の力が出し切れず痛い連敗を喫する。春と同じ勝ち点4で全日程を終了。同立戦の結果待ちとなった。
試合後「関大は、うちと試合せず、一番戦ったらあかん相手(優勝)と試合してしまった」と指摘する近大・榎本監督。しかし同時に「昨年と比べ、確実に力が付いている」と関大をたたえた。その言葉どおり、一回り大きくなった関大。今季、堅実な守備に加えつなぐ打線も光った。チーム打率が、春の2割4分2厘から2割6分に上昇。昨年からの妥協を許さない練習の成果だった。石井も「成績は同じでも内容が全く違う。チームの成長を感じた」と振り返る。
結局思い届かず、勝率で上回った同大が優勝。関大は屈辱の2季連続2位に終わった。「悔しいけど、選手たちにはご苦労様と言いたい」と高岡監督。来季こそ、目指す先はただ一つ――。夢の大舞台・神宮へ向け、関大野球部の挑戦はこれからも続く。
<写真=あと一歩及ばず優勝を逃す。喜びの笑顔は来季へ持ち越し>
<2003年秋季リーグ勝敗表>
| 順位 |
大学名 |
試合数 |
勝 |
負 |
分 |
勝ち点 |
| | 1 | 同 大 | 11 | 8 | 3 | 0 | 4 |
| 2 | 関 大 | 12 | 8 | 4 | 0 | 4 |
| 3 | 近 大 | 11 | 6 | 5 | 0 | 3 |
| 4 | 関学大 | 12 | 6 | 6 | 0 | 2 |
| 5 | 立命大 | 14 | 6 | 8 | 0 | 2 |
| 6 | 京 大 | 12 | 2 | 10 | 0 | 0 |
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