二次リーグ4連敗で迎えた今季最終戦。何としても勝って終わりたい関大は、気持ちを一つに試合に臨んだ。 第1Qは、両者一歩も譲らぬ点の取り合い。朝山のシュートで先制するも、すぐさま逆転される。しかし、関大も負けじと守屋のスリーポイント、山花の連続ポイントなどでチームを盛り立てる。悪い流れに引きずられることなく、第1Qを終えた。 第2Q、関大は朝山のゴール下、守屋、山花の連続スリーポイントと内外どちらからでも点を取り、ビハインドを着実に縮めていく。終盤には大野のシュートで逆転に成功。さらにもらったカウントワンスローをきっちり決め、2点差をつけ試合を折り返した。 両者ともシュートは放つものの決まらないこう着状態が続いた第3Q。大体大・浅井のスリーポイントで一度は逆転を許すが、守屋が落ち着いてスリーポイントを決め返し再逆転。その後も得点を重ねるが、終了間際、大体大・神野のスリーポイントで同点に追いつかれてしまった。 最終Q、関大は堅い守りからリズムをつかんでいく。リバウンドを確実につかみ、相手にセカンドチャンスを与えない。縦にパスをつなぐバスケットを展開し、大野のレイアップ、朝山のポストプレーなどで次々に得点を奪う。ルーズボールにも山花が機敏に反応し、すかさずシュートを決める。大体大は焦りからかファウルを連発。タイムアウトで流れを断ち切ろうとするも、一度関大に傾いた流れは揺るがない。勢いのまま大体大を引き離していく。最終戦でついに関大らしさを発揮し、見事白星を飾った。 この結果、関大のリーグ最終成績は3位となった。 1部3位は昭和46年以来、実に34年ぶりの快挙だ。03年に1部に昇格してわずか2年。チャレンジャー精神を忘れず1部の強豪に立ち向かい、ここまで上り詰めた。しかし、これで終わりではない。12月には、全員で勝ち取ったインカレの舞台が待っている。さらなるステップアップのために、“挑戦者”関大は再スタートを切る。 ▼早川コーチ「よくやってくれた。1部2年でここまで来れたのは上出来。(インカレに向けて)もう一回チームを作り直す。全員で戦う、チーム力を見せたい。目標は広義には優勝だが、短期的にはひとつひとつ勝っていくこと」 ▼朝山主将「関大らしいプレーができていた。(春に比べて)プレーだけでなくチームとしての和が良くなり、精神的な面で成長した。それがこの結果につながったと思う。(インカレでは)どこと当たっても、ディフェンスから走るという関大らしいプレーをしたい」 ▼大野「二次リーグでできていなかった関大のバスケットができた。インカレが決まるまでは、精神的にも肉体的にもしんどかったが、今までしてきた努力が報われた。(インカレでは)楽しく自分たちのバスケットができればいい」 ▼守屋「(試合前は)自分たちがやってきたことを出して、いいバスケットをしてやろうと思っていた。今日は速攻もディフェンスもできていて、応援も負けていなかった。リバウンドまでがディフェンス。(インカレは)最後なので思い残すことのないよう頑張る」 ▼今井「今日が関大の本当の力が出せた試合だと思う。 チーム全体が勝ちたいという気持ちでまとまっていた。(インカレに向けて)自分自身の精神面を強化したい」 ▼阪下「勝って終わりたかったので、勝ててよかった。春はチームがまとまっていなかったが、秋はリーグに臨む意気込みが強くなった。(今日は)相手も負けられない試合でスピードを出してきたが、負けずに競っていけた」 ▼山花「(ケガで登録を外れた試合に関して)負けた試合は悔しかったし出たかったが、チームを信じて応援を頑張った。小さいチームなので、インカレではリバウンドをチーム全員で頑張る」