『この試合は負けられない』と臨んだ大産大戦。関大は延長戦の末、見事勝利を勝ち取った。 第1Q、積極的にシュートを狙う関大。守屋の3連続得点で勢いに乗る。しかし、得点源である山花が相手との接触で足を痛め、退場。その後、大産大のシュートが決まり始める。関大1点リードの27―26まで追い付かれ、第2Qへ。 第2Q開始早々、大産大・野々口のシュートが立て続けに決まり、関大はタイムアウトを取る。しかしその後も大産大ディフェンスに攻撃を抑えられ、思うようにシュートが決まらず苦戦する。また、相手の素早いパスでディフェンスは乱され、47―51と4点のリードを許したまま後半を迎える。 後半戦、流れを変えるべく積極的に攻撃し、速攻も決まる。大産大の厳しいディフェンスは続くが、関大も粘り強く攻撃。両チームとも一歩も譲らない接戦となる。だが第4Q終盤、守屋、大野、阪下によるシュートラッシュ。一気に巻き返し、2点をリードする。このまま流れが関大に傾くかと思われたが野々口に3ポイントシュートを決められ、1点ビハインドに。 残り13秒、大産大のファウルでフリースローのチャンスを得る。2本とも決まれば、関大の勝利は近づく。シューターは、現在フリースローランキングに名を連ねる守屋。1本目は難なく決める。しかし2本目、ボールはリングに弾かれてしまう。そして76―76と同点のまま第4Qが終了。延長戦へともつれ込んだ。 迎えた延長戦、関大の集中力は高まっていた。朝山、大野のシュートが決まり、一気に4点を先取。再び同点とされた後、西井がシュートを決めるが、大産大・田中にフリースローを許しリードは1点に。さらにシュートを決められ、82―83とされる。しかし、ここで大野が執念のシュート。またもリードを奪い返す。残り50秒には守屋がフリースローを1本決め、85―83。残り27秒、これまで大産大のオフェンスを組み立ててきた佐々木が5ファウルで退場。そして大野に2ショットのチャンスが与えられる。大野が落ち着いて勝利を決定づける2本のフリースローを沈め、試合終了。関大の勝利への執念が、延長の大接戦を制した。 ▼ 早川コーチ「昨日の試合(京産大戦)から気持ちを切り替えて臨めたので結果が出た。序盤、ディフェンスは良くなかったが延長戦は良く、粘りで勝てた。次の近大戦は格上だがチャンスはある。京産大戦のような試合はしない」 ▼ 朝山主将「100点中100点の試合だった。延長戦はよくまとまれていた。しかし中盤、ピンチの場面での意思疎通があまりできていなかった。次の近大戦は意思疎通とディフェンスの強化が課題」