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自転車は人生の一部!
自転車部・藤原涼平さんに聞く


 連載24回目は、自転車部の藤原涼平さん(文1)です。藤原さんは2006世界選手権バイクトライアル日本大会オープンAクラスで優勝されました。

――まず優勝の感想をお願いします。

 復帰戦だったので、単純にうれしかったです。家族や自転車部のみんなに祝ってもらいました。

――復帰戦ということは競技から離れていたのですか?

 はい。ずっと自転車中心の生活をしていたので、普通の人として過ごしたかったからです。中1から高3までやめていました。何も知らずに関大に入学して、たまたま自転車部があったんです。そこで「まだいけるかな?」と思ってまた始めました。

――自転車競技を始めたきっかけは?

 小1のとき、親が競技用の自転車を買ってきたんです。オートバイの競技をやっていて、果たせなかった夢を僕に託したようです。

――学業と部活の両立は大変ですか?

 大変ですね。普段は週に2回しか練習できません。1日でも置くと忘れるので、本当は毎日でも乗りたいです。だからお盆、正月も練習しています。

――試合での特別なこだわりはありますか?

 ライバルにもらったTシャツを着ることです。ユニホームがないので、試合にはずっとそのTシャツを着て挑んでいます。

――ライバルとはどのような方なのですか?

 同期の人です。今はもう出ていないのですが……。

――試合では緊張しますか?

 いえ、緊張しないです。でもコースを走るときには緊張しないと走れません。外れると命にかかわるので。

――プレーしているときに考えていることはなんですか?

 ただ走破することです。あとは死を恐れないこと、そして死なないことです。あくまでも人生の一部なので。

――大きなけがをしたことはあるのですか?

 大学に入るまで大きなけがだとは気づかなかったのですが、1度頭から落ちてしまい、失神したことがあります。コースの落差が1、2bあったんです。

――そのときは大丈夫だったのですか?

 今見てもらえる通り、大丈夫です。でも頭の方が……(笑)。

――最後に、これからの抱負をお願いします。

 順位、競技にこだわらず、みんなに評価される選手になりたいです。特にライバルや、練習を見ている人に認められたいです。

 優勝を果たしてもなお「できるだけ難しいコースを選びたい」と語った藤原さん。自転車に対する前向きな姿勢が感じられました。これからもその向上心をプレーに生かして、頑張ってください。


プロフィル
藤原涼平(ふじわら・りょうへい)S62・9・25生 177a   59` 相生高出身

9月25日付 関スポ掲載



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