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【インカレ準決勝・対駒澤大】前回王者に惜敗、国立逃す

◇1月8日 13時40分◇国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場
試合結果
関 大
0−0
0−1
駒 大
後半2分【駒 大】 宮崎大志郎

関西大学 駒澤大学
21 GK  森田 郁 GK  牧野利昭
31 DF  大屋 翼 DF  桑原 靖
19 DF  松田智志 DF  筑城和人
DF  門田泰輔 DF  廣井友信
DF  野村博司 15 DF  阿部豚久哉
MF  木本敬介 MF  最上大輝
10 MF  安藤 淳 MF  宮崎大志郎
MF  亀ヶ渕幹 10 MF  鈴木亮平
MF  古橋勇希 16 MF  八角剛志
30 FW  阪本晃司 FW  赤嶺真吾
FW  櫻田真平 11 FW  原 一樹
SUB
41 GK  片岡龍太 41 GK  三栗寛史
23 DF  嶋田満律 DF  石井晃一
17 MF  北橋悠佑 17 DF  塚本康史
MF  吉村勇一郎 13 MF  菊池光将
11 MF  吉村修平 27 MF  島田祐輝
18 FW  板倉史門 12 FW  巻 佑輝
36 FW  池田将洋 30 FW  東平大佑
【交代】
関 大 櫻田→板倉(76分)、古橋→吉村勇(76分)、(87分)

駒 大 最上→石井(67分)、鈴木→巻(87分)

【退場】
駒大・桑原(62分)      

戦評

敗戦が決まり、天を仰ぐ選手たち

 1点があまりにも遠かった。敗戦を告げる笛が鳴ると、イレブンは倒れ込み、呆然と信じられない様子で目を真っ赤に腫らした。最後まで攻め続けた。しかしポストに2度嫌われた。失点シーンも、相手のシュートがバーに跳ね返ったところをGK森田(社3)に当たってネットに吸い込まれた。それでも昨年の覇者・駒大に対し、再三ゴールを脅かし、関大のパスサッカーでチャンスを作った。川端監督も「がんばった」と言い、試合後の表彰式には、スタンドから「来年、また来いよ」と温かい拍手を送られ、ピッチを去った。

 新たな歴史を刻んだ年だった。昨年7月には総理大臣杯を制し、日本一を手にした。リーグでも、春季3位、秋季2位と常に安定した結果を残した。主将・亀ヶ渕(社4)を中心にチームがまとまった。今大会のブロックリーグも苦しみながら3試合とも1点差で決勝トーナメントに駒を進めた。6日、準々決勝・筑波大戦。2点リードしながら終盤追いつかれ、防戦一方になった。だがこれまで何試合も終盤に攻め込まれてもDF門田(法4)、松田(社3)らが体を張って死守した自信と経験で最後はPK戦で強豪を破った。68年の準優勝以来、37年ぶりのベスト4に輝いた。

 「また1からがんばろう」。川端監督は来季に向けて選手たちに声をかけた。亀ヶ渕は「精神的な強さを加えたらもっと恐いチームになる」と安藤(社3)、櫻田(社3)、木本(社3)らに期待を寄せた。「最高のチームだった」と門田は心から言う。来季こそあと一歩届かなかった決勝の舞台、国立で全国制覇の花を咲かせる。

▼川端監督「がんばった。ゲームプランとしてはPKまで持ち込みたかった。駒大の 大きく蹴り込んでツートップにボールをあててくるのに対して、(関大は)つなぐよ うに徹底した。ゴール前の工夫が足りず、崩せなかった。来季はパスの精度、ゴール 前の崩し、うまさを身につけ、トップを目指す。あと経験を積めば、力はつくだろう。 (今日の試合は)負けたから70点ぐらいでしょう。でもよくがんばった。残った3 年生が、今季は力をつけてきた。トーナメントも大事だけど、リーグ戦でも勝てるよ うにしたい。(試合後、選手には)また1からがんばりましょうと言った。負けを味 わえたのはいいこと。ここまで来れるとは思わなかった。」

▼島岡コーチ「今年は全員でサッカーをやろうよと4回生を中心にまとまった。流れ の中で要所要所で四年生は良かった。やはり力があるなぁと感じた。(今日の試合に ついて)課題はあるけど夏より数段良くなった。(夏以降について)総理大臣杯で優 勝して自信をつけた部分はあったが、まだまだ良くなれる所を突き詰めていこうと話 し合った。細かいところはまだまだ!つめていかないと。人が育ちながら成長するこ とをモットーにし、選手は日に日に考えて行動するようになった。練習でも選手の自 主性を重んじて自分たちで考えさせるようにしている。今回結果はでなかったが、今 までやってきたことに自信はある。あとはいろいろな精度を上げ、もう一年かけて国 立に行く!来年はこの悔しさを胸に頑張ります!」

▼亀ケ渕主将「(今日の試合について)最初から最後まで関大らしいつなぐサッカー ができてよかった。関大は全員でつなぐサッカーをすることを意識してやっている。 失点の形は予想はしていたから焦りはなく前半みたいにやればいいと思っていた。( 相手が10人になって)時間がたつにつれて焦りが出てきた。相手はDFとGKがしっか り守ってした。(関西と関東の差について)全然差は感じていないけど勝負強さは関 東の方が上。自分は頼りないキャプテンやったんで、4回生みんなでひっぱっていけ た。古橋と門田の2人には本当に感謝している!(下級生に対して)精神的な強さを 加えたらもっと恐いチームになる」

▼門田副将「準々決勝ほどいいプレーができなかった。負けた瞬間、何も考えられ なかった。終わったのかぁ…。(1年間を振り返って)最初はチグハグで苦しい時期 もあったが、少しずつよくなっていった。今は最高のチーム。自分自身、試合に続け て出れて、自信にもなったし、成長したと思う。(副主将として)3回生が中心でしっ かりしていかから、やりやすかった。強い後輩たちがいるので、負けたら悔しいこと を分かったので、勝ってほしい」

▼阪本選手「(今日の試合について)悔しかった。決める所でしっかり決めれなかっ た。来年、日本一になれるように頑張りたい」

▼大屋選手「自分の納得のいくプレーができなかったのが悔しい。申し訳ない。駒澤 のツートップを抑えれば大丈夫と思ったが、能力が高い。でもやれないことはなかっ た。1年目から試合に出れて、いろんな経験ができ、充実した1年だった」

●主将・亀ヶ渕幹 号外記事
 必死に涙をこらえながら、ピッチに座り込み起き上がれない選手たちの背中を優しくたたいた。「自分は頼りないキャプテンやったんで、4年生みんなでひっぱっていけた」。チームが苦しいときに亀ヶ渕がいた。今季は主にボランチとして、豊富な運動量で攻守にわたり、支え続けた。
 国見高時代には全国制覇を経験。大学での「ベストゲーム」と話す総理大臣杯・早大との決勝でも日本一に輝いた。昨年6月関西選手権を制覇しながら、けがで亀ヶ渕の名前はそこになかった。それだけに優勝した瞬間、満面の笑みで仲間と喜びを分かち合った。惜しくもインカレ準決勝で駒大には敗れたが、「関大らしい、つなぐサッカーができた」と最後は胸を張り、大学4年間の現役生活にピリオドを打った。

●副将・門田泰輔 号外記事
 準々決勝、筑波大戦。累積出場停止の主将・亀ヶ渕から副将の門田へとキャプテンマークが渡された。「キャプテンを出さないで負ける訳にはいかなかったんで、この試合はいつも以上に勝ちたかった」と接戦の末のPK勝ちに、ホッとした表情で振り返った。
 今季は、松田とセンターバックを組み、守備の要として活躍。2人が組んだ試合は、駒大に敗れるまで19戦無敗と記録を重ねた。「負けて悔しいけど、来季は強い後輩たちが残るので、優勝してほしい」と門田は言葉を残した。

●副将・古橋勇希 号外記事
 右サイドから巧みなボールさばきで相手を抜き去る。副将・古橋(社4)は駒大戦で、後半31分に交代するまで2本のシュートを放ったが、ネットを揺らせなかった。「駒大とは2年生のとき、総理大臣杯で敗れているから、リベンジしたい」と意気込みを語っていたが、かなわなかった。

●阪本晃司 号外記事
 今大会、2得点を挙げたFW阪本(経1)は来季「日本一になる」と誓った。今季は高い決定力でゴールを量産したエースストライカーの1年目が終わった。

●大屋翼 号外記事
 DF大屋(文1)は積極的にドリブルで前へ仕掛け、ゴールを狙った。「納得のいくプレーができなかった。だが1年目から試合に出れて、充実した年だった」と振り返った。


 


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