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【秋季リーグ第9節・対近 大】大量得点&無敗でリーグ終了

◇11月26日 13時45分◇鶴見緑地球技場
試合結果
関 大
8勝1分
2−0
2−0
近 大
5勝4敗
前半23分【関 大】 安藤 淳(アシスト 櫻田真平)
前半30分【関 大】 板倉史門(アシスト 宇佐美宏和)
後半22分【関 大】 櫻田真平(PK)
後半43分【関 大】 櫻田真平(アシスト 北橋悠佑)

関西大学 近畿大学
GK  森田 郁 GK  井上幸祐
DF  野村博司 DF  宇野 剛
DF  松田智志 DF  有江佑介
31 DF  牧 佳紀 16 DF  金田英之
28 DF  宇佐美宏和 39 DF  山口惇也
11 MF  吉村修平 DF  金澤慶一
10 MF  安藤 淳 MF  吉居昭浩
MF  北橋悠佑 10 MF  馬場賢治
MF  木本敬介 MF  佐藤 享
18 FW  板倉史門 11 FW  片山真人
FW  櫻田真平 18 FW  向井敦司
SUB
16 GK  輿石義章 GK  土田康夫
DF  鄭 鎮雄 25 DF  大黒昴志
15 DF  東 隆史 MF  石井喜隆
25 MF  田中 彰 49 MF  小笠原宏樹
MF  谷村佳宏 14 MF  小野浩次
13 FW  森 曜平 52 MF  小倉悠史
14 FW  池田将洋 42 FW  川畑尚志
 【交代】
関 大 板倉→池田(74分)、安藤→東(84分)、木本→谷村(84分)

近 大 宇野→小笠原(43分)、佐藤→小倉(81分)、山口→石井(88分)



     

戦評

"関大に森田あり"

 "強い関大"を語る上で欠かせない存在、それはGK森田だ。彼の活躍なくして、最終節を語ることは出来ない。

 前節で秋季リーグ優勝とともに、インカレ出場を決めた関大。無敗優勝、更にその先にあるインカレを見据え、最終戦へと臨む。

 対するは、春季リーグ覇者である近大。第8節終了時点で3位の近大にとっては、インカレ出場をかけた大一番だ。「是が非でも勝ちたい」という気持ちが、プレーにもあらわれる。

 最初にチャンスを得たのは近大。前半3分、ゴール正面からシュートを放つ。選手たちが壁となり軌道が見えない中、森田が素晴しい反応を見せる。まるで軌道が見えていたかのように、しっかりとボールをキャッチ。

 16分、巧みなパス回しからドリブル突破を許す。しかし、またしても森田のファインセーブによって、ピンチを打破。さらに19分、DFをかわし、フリーとなった相手FWがシュートを放つ。しかし守護神・森田を前に、どうしてもゴールを奪えない。森田の神がかり的なセーブの数々に、会場からもどよめきが起こる。

 それに応えるかのように、23分MF安藤が魅せた。FW櫻田からボールを受け、巧みなボールさばきで相手DFをかわす。そして、冷静に放たれたシュートは関大に貴重な先制点をもたらした。

 続く30分、板倉のミドルシュートが、相手ゴールへと鋭く突き刺さる。会場中から「うおーっ」という、驚きの声がもれる。得点チャンスを演出した吉村修J  さらに41分、FKを得る。安藤の放ったボールは、大きく弧を描きゴール左隅へ。ゴールポストにはじき返されたボールは、ゴール内側へと転がっていく。間一髪のところでGKが押し出すも、櫻田、北橋が粘りを見せゴールへと押し込む。その瞬間、無情にもオフサイドを告げる笛の音が響き渡る。惜しくも、チャンスをものにすることはできなかった。

 前半を2−0で折り返し、迎えた後半戦。開始早々、相手FWの突破を許してしまうが、またしても森田のファインセーブに救われる。そして22分、ペナルティーエリア内で木本が倒され、PKを得る。キッカーは櫻田。冷静に放たれたボールは、ゴール右隅に鋭く突き刺さり、3−0と更なる追加点を挙げる。

 更に42分、北橋からの絶妙なパスに櫻田が反応。ダメ押しの1点を入れる。4−0と近大を大きく突き放し、そのまま試合終了。目標の無敗優勝に、選手もベンチも応援も皆が笑顔に包まれた。この完封勝利は、守護神・森田のお陰と言っても過言ではない。

雨のため急遽、会議室で行われた表彰式  試合後行われた表彰式において、フェアプレー賞に輝いた関大。選手からはベストイレブンに、安藤、木本、DF松田、森田の4人が選ばれた。加えてベストキャプテンに松田、年間MVPには安藤が選出される。
 文句なしの優勝。また春、秋季リーグを通して無敗と言う記録は、戦後初の快挙だ。次なる舞台は全国。彼らの戦いはまだ終わらない

▼川端監督「優勝したことに関してはうれしい。(ファインセーブを連発した)森田はすごかった。しかし、シュートを打たれていることは、関東では致命的。全体的にミスが多く、内容は良くなかった。(インカレへ向け)全員一丸となって頑張っていきたい」

▼島岡コーチ「今日はGK森田に助けられた。板倉のゴールは彼らしい豪快なシュ ートだった。全体的にミスが多かったけど、しっかり4年生が締めてくれた。リ ーグでは負けなかったのはチームにとってプラス。インカレは面白いグループに 入ったので楽しみ。しっかり準備していい形で臨みたい」

▼松田主将「前半からミスが多かった。インカレに出るには物足りないチ ームのサッカーだった。(ベストキャプテンは)チームのおかげ、チームメイトに感謝している。インカレではすべての面をレベルアップして、 つなぐサッカーで日本一を取りたい」

▼櫻田選手「無敗がかかっていたので気を抜くことなくやれた。うまく点 にからめてよかった。インカレでは得点王になりたい。チャレンジャーと言う気持ちでいいサッカーをし、優勝しま す」

▼板倉選手「今日みたいな内容では全国には行けない。でもリーグを通じて、チ ームとしては我慢強く戦えるようになったと思う。個人的にはもっとたくさん試 合に出て、献身的なプレーでチームに貢献したい」

▼池田選手「(今季は)4年生の勝つ意識が強く、春、秋負けなかった。(イン カレに向けて)スキルをあげて状況判断をよくしたい。圧倒的強さで勝利する」

▼森選手「今日の試合はGKのセーブがなかったらやばかった。でもリーグを通 じて、攻守の切り替えなど課題が見つかったと思う。チームの目標はインカレ優 勝。自分の目標は(ポジションが)FWなので、とにかく点をとりたい」

▼木本選手「春季は引き分けも目立ったが、秋季は勝てたことが収穫。インカレ では日本一になりたいので、まずはリーグで3勝して1位で予選通過する」

▼北橋選手「前半はあまり良くなかったが、後半は自分たちのやりたい、つなぐ サッカーができた。(無敗での優勝は)素直にうれしい。これまでしんどい練習 してきたことが結果に出たと思う」

▼安藤選手「イージーミスが多すぎる。森田が止めてなかったら勝てなかった。 ミーティングでゴール前では冷静にと言われていて、それは出来ていたと思う。 インカレでは取れるだけ得点を取りたい。そして優勝したい」

▼吉村修選手「後半は前半よりも早く相手にプレッシャーをかけていけた。4点 取れたが、まだ(プレッシャーをかけるのが)遅い部分がある。インカレでは、 サイドワークができるように足を使っていきたい」

▼宇佐美選手「(試合の)最初は緊張していたが、徐々に気持ちが高まった。チ ームの課題は立ち上がりの悪さと集中力のなさなので、インカレまでに意識を高 めたい。また個人としては、クロスの精度や守備面をアップさせたい」

▼牧選手「攻め込まれる場面が多く、森田さんに助けられた。リーグで負けなか ったのは一戦一戦大事に戦った結果だと思う。インカレは無失点に抑えて優勝し たい」

▼野村選手「緊張することなくいつも通りプレーできた。(今日の試合は)森田に救われた。 インカレでは全試合出場したい」

▼森田選手「ボールのもらい方が悪くカウンターをくらう場面が多かった。前節 で優勝決めて、今日負けたら意味がないので大事な試合だと思って臨んだ。(ベ ストイレブンは)こういう賞をもらうのは初めてなのでうれしい」

 


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