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【インカレ準決勝・対駒大】リベンジ誓うも、あと一歩及ばず

◇1月10日 11時30分◇西が丘サッカー場
試合結果
関 大
0−2
0−0
駒 大
前半7分【駒 大】 塚本康史
前半42分【駒 大】 原 一樹

関西大学 駒沢大学
GK  森田 郁 GK  山内達夫
21 DF  大屋 翼 12 DF  塚本泰史
DF  鄭 鎮雄 DF  阿部琢久哉
DF  松田智志 DF  廣井友信
28 DF  宇佐美宏和 DF  筑城和人
11 MF  吉村修平 MF  菊池光将
10 MF  安藤 淳 MF  小林竜樹
MF  北橋悠佑 25 MF  田谷高浩
MF  木本敬介 15 MF  山崎健太
17 FW  阪本晃司 10 FW  巻 佑樹
FW  櫻田真平 27 FW  原 一樹
SUB
16 GK  輿石義章 30 GK  三栗寛士
31 DF  野村博司 17 DF  伊藤 龍
DF  牧 佳紀 MF  鈴木寿毅
19 MF  鳥本網大 MF  八角剛史
23 MF  田中彰 20 FW  島田祐輝
13 FW  森 曜平 11 FW  竹内 優
14 FW  池田将洋 18 FW  高崎寛之
【交代】
関 大 吉村修→田中(74分)、北橋→森(83分)

駒 大 小林→高崎(74分)、山崎→竹内(85分) 



     

戦評

  鉄壁の守りを前に、自分たちのサッカーができなかった。前半から駒大の屈強なDF、素早い速攻に翻弄される。7分、CKのこぼれ球をゴールへと突き刺される。先制したのは駒大。今大会3連覇を目指す駒大は、その後も精度の高いフットワークで、鮮やかに前線へとボールを運ぶ。
 一方の関大は必死に守り、我慢強く攻撃のチャンスをうかがう。粘りを見せ、徐々に敵陣へとボールを繋いでいく。42分、DF松田の縦パスが、ゴール前中央にいたMF安藤の足元へと滑り込む。相手の意表をついた絶好のチャンス。だが、うまく反応しきれず、惜しくも同点弾とはならなかった。逆に、一瞬の隙をつかれカウンターを許してしまう。それをきっちりと決められ、関大にとっては痛い2失点目となった。
 2点ビハインドで迎えた後半。前半とは一転、関大の「つなぐサッカー」がその頭角を現す。粘り強くパスを繋ぎ、徐々に相手ゴールへと攻め上がっていく。34分、安藤、FW櫻田を経由し、フリーだったDF宇佐美へとボールが渡る。ルーキーの放ったシュートは、わずかに右へそれてしまう。
 確実にチャンスは増えている。しかし、パスは回れどフィニッシュにまで持ち込めない。45分、ゴール前の混戦から櫻田がシュートを放つ。執念のシュートは、無情にもバーに嫌われ、跳ね返される。その直後、安藤からのロングパスをDF鄭が頭で合わせる。だが、それもクロスバーを越え、ゴールネットを揺らすことはなかった。  試合終了のホイッスルが鳴り響く。喜びをあらわにする駒大を背に、力なく倒れこむ選手たち。最後の1秒まで奮闘し続けた選手たち、彼らを支えてきたスタッフ、皆が目を赤く染め上げた。その後行われた3位表彰式においても、彼らに笑顔はなかった。
 「負けたことが収穫」と涙ながらに語った川端監督。総理大臣杯で中京大に大敗して以来、負けなしだった。「今日敗けたことで3年生以下はもっともっとがんばれるし、引退していく4年生にもきっと役立つだろう」(川端監督)。 ピッチ上でまい進する選手たちだけでなく、サブも応援も皆が一丸となって戦う。これが関大の掲げる「全員サッカー」だ。準決勝で敗れはしたが、全国の舞台で関大魂を見せつけた。来年こそは、「日本一」の称号をここ千里の地へと持ち帰ってくれるに違いない。

▼川端監督「リベンジするつもりで臨んだ。いつも通りうちのサッカーができればと思っていたが、できなかった。フィジカル、1対1の球際の強さを痛感。もっとボールを外から入れられれば、チャンスはあったはず。負けて良かった。もっとがんばれということ。それぞれにここで負けたことを役立てて欲しい。全員サッカーで良かった」
▼島岡コーチ「負けるべくして負けた。駒大のプレスに注意するようしていたが 、少しバタバタしてしまった。だがこれが力。素直に受け止めて、この敗戦から 学んで次につなげたい。今日が終わった時点から、3年生の最後の1年がスター トする。限られた時間の中で、どれだけ成長していけるかが大切」
▼松田主将「関大は技術的にレベルアップしてきた。守備としては反省の残るゲ ームだが、応援してくれた人たちもいるし精一杯できたので悔いはない。4年間 、この仲間とやってこれてよかった。もっとプレーの精度を上げれば絶対勝てる 。来年こそは日本一になってほしい」
▼田中選手「いつもできていることができなかった。(ベンチにいる間は)出て 点を取って逆転したいと思っていたが、残念。自分もシュートが全然決まらなか った。4年生はサッカー以外の面も教えてくれたので、それを今後生かしたい」
▼森選手「ロングボールが多く、関大らしさを出せなかったことが敗因。点 を取りにいく為にプレーしたつもりだが、自分のよさを出せなかった。先輩たち には、ありがとうという気持ち。これからも“全員サッカー”で、楽しく強いチ ームでありたい」
▼宇佐美選手「初めは相手のパワーに圧倒されて、浮き足だっていた。コミュニ ケーション不足もあったので、各自ができることをしっかりしていれば勝てたは ず。4年生と決勝まで行きたかったが、1年生から試合に出られたのはすごい経 験。来年、再来年は自分たちでも盛り上げて頑張っていきたい」
▼安藤選手「わかっていたことをやられてしまう甘さや、気迫の面で負けていた ことが敗因。前半は相手に合わせてしまって悔しい点の取られ方をしたが、後半 はスタイルを変えれてよかった。関大での4年間は無駄がなく、すごく成長でき た。(Jリーグでは)いつか代表になりたいし、上を目指さなければ先はないと 思っている。大学でサッカーを終える奴の分も頑張りたい。後輩たちには、4年 生のいい部分を吸収して、もっと変わっていってほしい」
▼北橋選手「なんとしても勝ちたかった。パスを回させて真ん中を固めていて、中々突破できなかった。フィジカル面で負けたとは思っていない。自分たちのサッカーにエンジンがかかるのが遅かった。自分たちのやってきたサッカーは間違っていない。試合に出ていない選手も常に上を目指し、チーム一丸となってがんばってきた。最高のチームだったが、結果を残せなかったことだけが残念」
▼大屋選手「ここまできたら勝つしかない。パワープレーに対する守備を念頭に置いていたが、やはりフィジカル面の強さを感じた。リズムがいいときはパスをつないでシュートまでいっていたが、そこを決められなかった。勝敗を分けた鍵は攻守の切り替えの速さ。90分をやり通すところ以外は、関西とあまり差を感じなかった。来年度の目標は、総理大臣杯とインカレでのリベンジ」
▼櫻田選手「相手がパワープレーでくるのはわかっていた。セカンドボールをしっかり触るように心がけていた。特別、球際やハイボールに強かった。相手の方がよくボールを持っていた。この激しさで関西でやっていけば、負けることはない。これ以上でやれば全国でもいける。この1年、辛いことばかりだった。けれど、強いやつばかりで良かった。うちは全員サッカーがコンセプト。試合に出ていない選手も、いつでも出れる用意ができている。これは関大の強みだと思う」



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