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【天皇杯3回戦・対湘南ベルマーレ】J相手に健闘するも逆転負け


◇10月8日 13時00分◇平塚競技場
試合結果
関 大
1−1
0−3
湘南ベルマーレ

前半38分【関 大】 安藤 淳
前半42分【湘 南】 村山祐介
後半 4分【湘 南】 永里源気
後半23分【湘 南】 アジエル
後半33分【湘 南】 アジエル
    
関西大学 湘南ベルマーレ
GK  森田 郁 25 GK  植村 慶
21 DF  大屋 翼 DF  村山祐介
DF  松田智志 22 DF  松本昴聡
31 DF  牧 佳紀 DF  田村雄三
29 DF  佐藤佑起 21 DF  尾亦弘友希
11 MF  吉村修平 10 MF  アジエル
23 MF  鳥本綱大 15 MF  北島義生
10 MF  安藤 淳 MF  佐藤悠介
MF  木本敬介 MF  坂本紘司
FW  櫻田真平 19 FW  石原直樹
17 FW  阪本晃司 14 FW  永里源気
SUB
DF  野村博司 GK  伊藤友彦
MF  北橋悠佑 18 DF  池田昌広
19 MF  川口真次郎 24 MF  加藤 望
14 FW  池田将洋 11 FW  フラビオ
13 FW  森 曜平 29 FW  横山 聡

【交代】
関 大 吉村修→川口(59分)、櫻田→池田(70分)、阪本→森(79分)
湘 南 石原→フラビオ(73分)、永里→横山(73分)、フラビオ→加藤(79分)       
     

戦評

 選手たちが姿を現すと同時に、割れんばかりの声援が場内を包む。観客数1167名、その殆どが湘南ベルマーレ(以後、湘南)サポーターだ。関大にとっては完全アウエー。しかし「Jに試合をしてもらうのではなく、Jに勝つと言う気持ちで」と、MF安藤は力強く語った。

プロ相手に序盤から果敢に攻め込む吉村
 試合開始直後から果敢に攻め込む関大。J2(プロ)相手に、全く引けを感じさせない戦いを繰り広げる。前半3分、安藤からのボールをMF吉村が頭で合わせる。ゴール前にこぼれたところをMF木本がシュート。惜しくもバーを越え、得点に繋がらず。


 序盤から勢いよく、攻め上がる関大に対して湘南も負けてはいられない。FWを中心に何度も関大ゴールを脅かす。しかし、守護神GK森田のファインセーブを前に中々ゴールを奪えない。

 「お前ら大学生舐めてるべ」。湘南サポーターのイライラが、関大の勢いを物語る。「もっと動け」。痺れを切らした(湘南)ベンチからも喝が飛ぶ。その直後、ゲームが動いた。38分左サイドから吉村が上げたパスを、ゴール前中央にいた安藤がヘディングシュート。ボールはゴール右端へ――。入ったのか、入らなかったのか微妙なシュートに、一瞬場内が静まり返る。

 その直後、関大サイドから拍手が巻き起こる。関大に貴重な先制点が入った。選手たちもバースデイゴールを決めた安藤を囲み、喜びを爆発させる。しかし、大人しくやられるだけの湘南ではない。プロの意地を見せるが如く、42分ゴール前中央のこぼれ球をシュート。ボールはゴールネットを揺らし、1−1の同点へ。そのまま前半を終了する。

 ピッチを後にする湘南選手を迎えたのは、サポーターの大ブーイング。更にハーフタイム、菅野監督(湘南)は「厳しい気持ち、厳しいプレーで試合に臨め」と選手たちを一喝した。それらに奮起されたのか、後半から湘南の怒涛の反撃が始まる。
  試合終了のホイッスルとともに、悔しさをあらわにする選手たち
 後半4分、ゴール前中央からの(湘南)シュートが決まる。そして23分、33分とドリブル突破から得点を許してしまう。関大も何とかして追いつこうと、懸命に相手ゴールへ攻め込みシュートを放つ。しかし、関大がゴールネットを揺らすことはなかった。

 ホイッスルが試合終了を告げる。結局、1−4で湘南が勝利を手にした。会場中に響き渡る、湘南サポーターのスタンディングオベーション。それは戦いに敗れ、静かにピッチを後にしようとしていた、関大イレブンに向けられていた。

▼川端監督「前半はうちのペース、後半はプロとの差。決定力、個人技の差が最終的に勝敗を左右した。次の試合に切り替えて頑張っていきたい」

▼島岡コーチ「前半を1―0で折り返せなかったところが未熟な点だ。だが先制できたことは、相手のリズムを変えられたという意味ではよかった。今回は質やレベルの違いを勉強できた試合だったので、この経験を生かし、反省をふまえてリーグでは優勝したい」

▼安藤選手「折角やるんだから何かを残そうと戦った。結局負けたから何も残らなかったが……。試合中、自分らはできるという気持ちでプレーしていたから、すごく悔しい。公式戦で本気のJとやって、プロの底力を見た」

▼川口選手「流れを変えようと頑張った。Jはミスが少なく精度が高い。けれどJと大学の差はそんなになかった。できなかった部分を修正して次の試合に臨みたい」

▼佐藤選手「前半はよい流れだったが、後半は立ち上がりで失点してしまったことで、相手ペースに巻き込まれてしまった。ただ、今日の前半のようなプレーでいけば負けることはないと思うので、リーグではそうしたい」

▼鳥本選手「後半は相手のプレッシャーがあったり、ピッチ上での声が応援でかき消されていたりし、前半のようなボール回しができなかった。でも、パスをつなぐなど普段していることができたのはよかった」

▼菅野監督(湘南ベルマーレ)「積極的に攻めてきた姿勢にこ我々も学ぶところがあった。非常にいいチーム。とりあえず結果が出せてよかったが、内容は悪かった」



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