
<軟式野球>
投打好調!Vロードをひた走る!!
関学大下し、5年ぶりリーグ制覇
全勝で幕を閉じる
<ソフトボール>
反撃及ばず今季初黒星
得点できず、痛い敗北
<バスケットボール女子>
初戦、勝利ならず
勝利に込められた思い
連勝の難しさ
攻め手欠き、痛い2連敗
<バレーボール男子>
接戦見せるも物にできず
最終戦、白星ならず
<バレーボール女子>
前半戦終了、痛い黒星
快勝!光ったサーブ・ブロック
リズムに乗れず辛勝
<ハンドボール男子>
昨季王者前に、大差で敗北
春のリベンジならず……
<ハンドボール女子>
流れをつかみ、手にした勝利
インカレ出場へ望みつなぐ勝利!
インカレへの切符手にする
<ホッケー>
決定力欠き、初戦白星ならず
ペース乱さず今季1勝目
相手エースを抑えきれず、連勝逃す
リーグ最終戦、勝利飾れず
<アイスホッケー>
さすが関大、白星発進!
キーパーの好セーブ光る!同大に執念のドロー
攻めに攻め、圧倒的勝利!
リーグ初完封、危なげなく勝利
プレーオフ2連勝!優勝に王手かける!
同大を破り、21年ぶりリーグ優勝!!
関学大に圧勝!!
<テニス男子>
激戦制し、悲願の1部昇格
<ソフトテニス男子>
1部の壁厚く、昇格逃す
<レスリング>
初日、2勝1敗で1部へ望みつなぐ
昇格逃すも、2部3位入賞
投打好調!Vロードをひた走る!!
秋季リーグ対立命大戦2回戦◇10月2日◇西京極
先日の立命大戦は引き分けに終わり、優勝がかかる関大にとって、今回は何としてでも白星をあげたかった。序盤、その意思がそのままプレーに表れる。
1回表、投手大橋が立命大打線を三者凡退にしとめる好調な立ち上がり。その裏、打線も大橋を援護する。1番・島田が左前打で出塁。3番・園田も中前打を放つ。続く打者は4番・福田。「ランナーは絶対に返す」。その言葉通り、中前適時打を放った。相手守備のミスを誘い、福田は一気に三塁まで突っ走る。この先制打で関大は2点を得た。さらに2回裏、相手投手の暴投で1点を追加する。
3回表、立命大も反撃をしかける。服部が中前適時打を打ち、1点を返す。だが、波に乗りかけた立命大を大橋がしっかり抑える。「大学で一番のでき」と本人が自我自賛するほどの安定した制球で、数あるピンチを退けた。関大はさらに、8回裏に6番・池田の左越えの適時打で1点を追加し、4−1で立命大を下した。残すは、優勝争いをしている関学大との直接対決。5年ぶりの優勝にむけ大きな期待がかかる。
関学大下し、5年ぶりリーグ制覇
秋季リーグ対関学大1回戦◇10月12日◇豊中ロー
関大はここまで7勝0敗1分け、対する関学大は7勝1敗と、関大が優勝へ頭一つ分リード。秋晴れの真っ青な空の下、優勝を懸けた戦いが始まった。
関大は2回表、左越三塁打と捕手の失策から関学大に先制点を許す。3回まで関学大の先発・柳原に抑えられるも、4回裏、3番・園田、5番・岩倉が共に右前安打で出塁。2死一、三塁とすると、主将の7番・貝田の左前適時打で1−1の同点に追いつく。
6回裏には、4番・福田の左越二塁打と敵失で1死二、三塁の場面を作ると、6番・池田がきっちりとスクイズを決め、待望の勝ち越し点を奪う。
終盤、試合が動く。3回から7回までの5回を散発2安打と、好調なピッチングを見せていた先発・西垣が8回表、関学打線に捕まる。二塁打と犠打で一死三塁と、一打同点のピンチ。しかし、二ゴロと中飛球で、この日最大の危機を見事0点で切り抜けた。その裏関大は、2死から岩倉、池田の連続安打で一、二塁のチャンスをつかみ、再び貝田が中越適時三塁打を放ち、4−1と試合を決定づける。
そして迎えた9回表、西垣は関学打線を併殺と遊ゴロに抑え、試合終了。5年振りのリーグ優勝を勝ち取ったナインたちは、歓喜に沸いた。
試合後、貝田主将は「(関大にとって)大事な時に、相手投手にダメージを与えることができた」と4回裏の同点打を振り返り、「ひたすら練習し、初めての優勝をみんなで勝ち取れて嬉しい」と喜びを爆発させた。
▼西垣「今日の先発を前日に告げられ、頑張るしかないと思った。プレッシャーはなかった。今日のピッチングに満足している。4点目が入った時に、優勝を確信した」
▼園田「嬉しいの一言。小学校の頃から野球をしていて、初めての優勝なのでとても嬉しい」
<写真=優勝を決め抱き合う選手たち>
全勝で幕を閉じる
秋季リーグ対関学大2回戦◇10月13日◇豊中ローズ
秋季リーグ最終日。昨日、見事リーグ優勝を成し遂げた関大。無敗で幕を閉じるため気合を入れ直し、試合に臨んだ。
1回表、早くも関大は得点のチャンスをつかむ。島田が四球で出塁すると、続く中塚が右越二塁打を放つ。園田は死球で出塁し、無死満塁となった。ここで迎える打者は、4番・福田。しかし中飛に倒れ、岩倉、貝田も飛球に終わり走者を返すことができない。
2回表、再び関大に得点のチャンス。1死から佐藤が左前打を放ち、続く河村が死球で塁に出る。大橋は関学大遊撃手の失策を誘い、一死満塁となった。しかし、チャンスで一打が出ず、またもや無得点に終わる。
5回表、ようやく点が入る。声高が中前打を放ち、福田が死球で出塁。無死一、二塁で、岩倉が中前適時打を放ち1点を先制する。さらに、貝田、佐藤の連打でこの回、一気に3得点を挙げる。7回表にも佐藤が中越二塁打でチャンスを作ると、続く河村が適時打を放ち、4−0と関学大を突き放した。
投げては、先発・大橋が7回まで無失点の好投を続ける。しかし8回裏、大橋の集中力が途切れる。遊撃・松下の失策で走者を出すと、続く打者2人に安打を許し満塁のピンチを迎えた。フルカウント後の四球は押し出しとなり、関学大に得点を与えてしまう。主将・貝田がマウンドにかけより、大橋に降板を問いかける。しかし、大橋は「自分で作ったピンチだから、自分で対処する」と告げ、その後見事に関学大打線を抑え込んだ。9回裏からは三浦にマウンドを託し、その三浦がしっかり役割を果たし、ゲームセット。関大は、見事全勝で秋季リーグの幕を閉じた。
<写真=最多勝を獲得した大橋>
反撃及ばず今季初黒星
秋季リーグ第3戦・大経法大戦◇10月9日◇万博スポーツ広場
| 大経法大 |
2 |
0 |
4 |
|
2 |
2 |
0 |
=10 |
| 関 大 |
0 |
0 |
3 |
|
0 |
5 |
1 |
=9 |
【大経法大】三好―西森 【関 大】西村、北村、佐々木―田代 |
2連勝で迎えた大経法大戦。関大は、エース・西村に3連勝への望みをを託した。
しかし、その西村(情2)が初回から相手打線に捕まってしまう。先頭打者に中前打され、3番打者に2点本塁打を浴びる。西村は当初の予定であった完投を成し遂げることが出来ずに2回降板。3回から登板した北村(経1)も3点本塁打を打たれるなど、4失点。一方の関大は3回裏に内野安打や相手の失策などが絡み3点を返す。だが、4、5回にも2点ずつ奪われ5回表終了時点で点差は7点。このまま一方的な試合に終わるかと思われたが、ここから関大が意地を見せた。
5回裏、先頭打者の北村の内野安打を口火に4本の安打を重ねて、一気に5点を返す。
6回にも1点を返した関大であったが序盤の失点が最後まで響き、惜しくも9―10の敗戦。今季初黒星となってしまった。思わぬエースの乱調。これ以上の敗戦を重ねないためには、西村の完全復活が必要不可欠である。
▼山根主将「気持ちの面で弱気になってしまった。次の立命大戦では自分たちの力を試したい。」
得点できず、痛い敗北
秋季リーグ第4戦・立命大戦◇10月23日◇万博スポーツ広場
| 立命大 |
1 |
2 |
0 |
|
1 |
3 |
=7 |
| 関 大 |
0 |
0 |
0/td>
| |
0 |
0 |
=0 |
【立命大】森脇―川村 【関 大】北村―田代 |
相手は春の覇者・立命大。勝利するためには、好投手・森脇を打ち崩すことが不可欠だ。
初回に1点を先制されるが、すぐさま関大は反撃のチャンスをつかむ。先頭打者田中の四球の後、竹内が内野安打で続き、無死一・二塁。最高の形でクリーンアップを迎える。しかし、あと1本が出ず得点には結びつかなかった。
3回以降は、森脇の前に走者を出すことができない。一方、立命は着実に加点していった。5回、2死を簡単にとるが、北村は制球が定まらず3連続四球を与える。満塁となった所で、9番吉田が左中間に三塁打を放ち、一気に3点を追加された。この時点で0−7。次の攻撃で得点しなければ、コールド負けとなってしまう。
5回裏の先頭打者は、北村。セーフティーバントを仕掛けたが、出塁することはできなかった。続く田中・竹内も三振に倒れ、ゲームセット。
最後まで反撃の糸口がつかめず、0−7と5回コールド負け。だが、この敗戦を引きずってはいられない。1週間後には、京産大との戦いが待っている。
▼山根主将「次の試合では、いかに打つかということが大事。京産大戦で、自分たちの力が発揮出来るよう、前向きに臨みたい。」
初戦、勝利ならず
関西女子学生リーグ第1節・大教大戦◇8月25日◇佛教大
2部という新たな舞台に挑戦する今季。その初戦が今日、行われた。相手は昨季2位の大教大だ。
第1Q、試合開始から積極的に攻め、何度も連続ポイントを奪う。相手のミスにも付け込み、一時は5点差をつけてリードした。だが、次第に大教大が実力を発揮し始める。次々にポイントを重ね、戦況を覆されてしまった。
苦しい戦いを強いられる関大は、迎えた第2Q終盤、再び流れを引き寄せた。パスが上手くつながり、中からのレイアップ、外からの3Pと打ち分け、4連続ポイント。しかし。タイムアウトで流れを断ち切られ、相手のペースに引きずられたまま前半を終えた。
第3Q、関大は懸命に攻めるも、大教大の統率の取れたゾーンディフェンスに阻まれ、思うように得点できない。逆に得点を重ねられ、じわじわと引き離される。第4Q序盤には、相手のファウルも生かしてポイントを連取したが、波に乗り切ることはできない。取った以上に点を取られ、64−81で敗北。強敵相手に食らいつきはしたものの、初戦を白星で飾ることはできなかった。
▼深草主将「(シュート率は)春に比べれば上がってきているが、2部で戦っていくにはまだ足りていない。ちょっと上がったからといって満足していては駄目。今季は2部で中位には絶対入ります」
勝利に込められた思い
関西女子学生リーグ第2節・仏教大戦◇8月27日◇関西外大
「この試合は負けられない」。そんな思いで臨んだリーグ第2戦対仏教大。関大は2部に復帰してからの初勝利をつかんだ。
第1Q、関大のシュートから始まり、抜きつ抜かれつの接戦を展開。しかし終盤、関大は度々ファールを取られる。相手にフリースローのチャンスを与えてしまい、12―16でこのQを終えた。
仏教大のフリースローで始まった第2Qは、パスがなかなか通らず、ゴール下での得点率がよくなかった。だが、次第に関大ペースとなって連続してシュートが決まり、29―30と1点差にまでつめよる。
そして、流れが変わったのは第3Qだった。フリースローで逆転し、パスがつながり始める。一方、仏教大はシュートチャンスはあるものの、決まらない。関大は片山、木邨を中心に積極的な攻めを見せ、43―40とついに関大リードで最終Qを迎える。
最終Qは1年生の森内、小幡の活躍で、関大のシュートラッシュ。仏教大も焦り始めたのかファウルが目立ち、 関大は3回連続フリースローのチャンスを得て、得点へとつなげる。固いディフェンスで、相手には得点を許さない。そして72―47と大差をつけて試合終了。歓喜の声が上がった。
キャプテンの深草は、「どんな相手でも勝つという気持ちは負けない。一つ一つの試合を大事にし、勝利をつかんでいく」と語る。2部での戦いは始まったばかりだ。この初勝利に込められた思いは、次のステップへとつながる。
連勝の難しさ
関西女子学生リーグ第3節・京教大戦◇8月29日◇関西外大
前日2部復帰後初の勝利をものにし、そのままの良い流れでいきたい関大。今回の相手は長身センターのインサイドの攻撃が武器の京教大だ。平均身長が低い関大は、このセンターをいかに止めるかがカギとなっていた。
第1Q。関大は序盤にファウルがかさみ、流れはつかみきれていなかったものの、森内の投入などで攻撃にスピード、テンポが生まれた。2部6位の京教大に17―14と互角以上の戦いをみせる。
第2Qも勢いはそのままに、森内のシュートをはじめ、今回京教大の長身センターを任された斉藤のリバウンドや3点プレーが光った関大。一方の流れを取り戻したい京教大は終盤タイムアウトを取って、関大の勢いを一旦切り、後半につなげようとする。前半は33―27。関大が一歩リードして後半戦へ。
しかし、第3Qはうってかわって京教大の怒涛の攻撃が繰り広げられた。京教大はインターセプトから速攻を狙い、守備でも2−3のゾーンで関大の攻撃の足を止めた。42―52。関大はこのQで9得点しかあげられず、一気に逆転される。
最終第4Qも京教大はゾーンを敷き、関大はそれを攻めきれず、第3Qの流れのままだった。なんとか流れを引き戻したかったが、長身センターを前半よく止めていた斉藤に疲れがみえ、ファウルがかさみ5ファウルで退場となる。その後、京教大はセンター中心に攻め、点を重ねていく。あきらめない関大は、厳しいディフェンスで逆転を信じ奮闘するもむなしく、57―73で敗れた。
主将の深草は、「ゾーンが攻めきれなかった。次の大谷女子大戦までにゾーン対策をしっかりして気持ちを高めていきたい」と、すでに次の試合を見据えている。あくなき向上心は次の試合の勝利を期待させてくれる。
攻め手欠き、痛い2連敗
関西女子学生リーグ第4節・大谷女大戦◇8月31日◇関大中央体育館
今節の相手・大谷女大は昨季2部3位と格上。さらに昨年の秋季トーナメントでは40点以上の差をつけられて大敗している。しかし新戦力が多く加入し、関大は生まれ変わった。今回の対戦では、何としても昨年との違いを見せつけたいところだ。
C朝山をケガで欠き、スタメン平均身長では大きく劣る関大。インサイドにパスを通すことができず、外からのプレーを強いられる。それでも外角シュートや1対1からのカットインで得点を重ね、第1Q終了時には19―23と僅差のゲームを繰り広げる。
しかし、第2Qには攻め手を欠き、関大はわずか7得点。大谷女大の攻撃を抑えることができずに、26―43と点差を広げられてしまう。
ハーフタイムをはさんだ第3Q。このままでは終われない関大は粘りを見せ、一気に6点差にまで詰め寄る。だが、その勢いも長くは続かなかった。第3Q終盤から次第に引き離され、第4Qに入ってもその流れを変えられない。速攻で再び流れをつかみたい関大だったが、逆に相手に速攻を許すなど、思うようにゲームを展開できない。最後は大谷女大のブザービーターでタイムアップ。 60―78で痛い2連敗を喫し、リーグ通算成績を1勝3敗とした。
▼深草主将「自分たちのやりたいことを全部抑えられていた。個人プレーに頼って、チームプレーを忘れていた。(次の対戦相手の)びわこは全敗なので、絶対勝たないといけない。小さいしまともにやり合えると思うので、潰しに行く」
13トライの快勝も、課題残る
関西学生リーグ第3戦・大院大戦◇10月9日◇関大高槻グラウンド
関大が大院大に77−19で勝利。計13トライを奪う猛攻で力の差を見せ付けた。前半開始すぐに関大WTB松田のトライで先制する。その後も立て続けにSO高田などがトライを奪い、流れは関大に傾むく。しかし前半15分、ここまで粘っていた関大ディフェンスが大院大に押し込まれ、トライを許してしまう。関大はWTB松田、CTB貝崎がトライするが、終了間際にも2トライを奪われ、36−19で前半を終える。
前半終了間際、流れは相手に傾きかけていたが、後半は完全に関大ペースで試合が続く。WTB新宅などの活躍で次々とトライを奪っていく。相手の気持ちも切れ、後半計7トライを奪い相手を圧倒した。しかし後半、ノックオンなどBK陣のミスが目立ち、課題の残る試合ともなった。
▼高田主将「アタックは上出来だった。でも相手のDFが甘い分、相手に合わせてしまいミスが目立った。次の試合は昨年大事な所で負けている大産大。関大ラグビー部の正念場になるので、絶対勝てるよう頑張ります」
大産大に雪辱果たす!!
リーグ第4戦・大産大戦◇10月23日◇摂南大グラウンド
関大が、昨年の秋季リーグで手痛い負けを喫した大産大に雪辱を果たした。序盤こそ、トライと2つのゴールキックで計13点を奪われ、今リーグ未だ無敗の大産大に押される展開となるが、関大も負けてはいない。前半23分ゴール近くからのスローインを、そのまま押し込みトライ。関大は33分にもSH西尾がトライを決めるなど、一進一退の攻防を繰り広げ、12−13のきん差で前半を終える。
後半関大は、堅い守りで大産大の強じんなFW陣を封じ込める。WTB新宅が鮮やかなサイドステップで相手を抜く。そこからチャンスが広がり、FL中谷のラインアウトからの2つのトライをはじめ、西尾のゴールキック、FB五條のトライなどで、大産大を圧倒。ノックオンなどのミスが随所に見られたが、相手の得点に繋がることもなく、計5トライを奪った関大。32−18で試合を終え、「関大ラグビー部の正念場」を見事勝利で乗り切った。
▼高田主将「去年悔しい負け方をした相手だったので、絶対勝とうと思い、ゲームに集中していた。今試合に向けて、FW対策に力を入れた。100パーセントの力を出せた。次戦で戦う神大は、年々強くなっているチーム。今日勝ったことは勝ったこととして、新しいスタートだと思って戦う」
<写真=トライに歓喜の関大フィフティーン>
神戸大に快勝!
リーグ第5戦・神大戦◇10月30日◇関大高槻グラウンド
今試合で半分を折り返すこととなった、秋季リーグ第5節。関大は神大に挑んだ。
前半8分、WTB清水からのパスを受けたFB五條が右サイドを駆けあがり、先制点を挙げる。続く12分にもモールでそのまま押し込みトライ。このまま波に乗るかと思われたが、21分、35分に神大SOが起点となり2トライを奪われる。その後、関大は追加点を挙げることが出来ず、21−12で前半を折り返す。
そして迎えた後半、関大はWTB新宅などの活躍により、神大を突き放しにかかる。10分にFL中谷がポスト中央へトライ。20分にはモールで更に点を追加する。22分、神大に追加点を許してしまうが、30分にSH西尾が起点となり再度トライを決める。そのまま関大が逃げ切り、40−19で神大を下し、Aリーグ昇格へ向け更に一歩前進した。
▼高田主将「厳しいゲームの中で、後半ものに出来たことは大きい。BKが苦しい時にFWがふんばって点を取れた。しかしBKに決定力がない。しっかりBKが点を取れるのが理想だ」
<写真=スクラムで圧倒する関大FW>
首位決戦敗北…
リーグ第7戦・花園大戦◇11月20日◇摂南大グラウンド
ここまで5連勝、Bリーグ1位と、Aリーグ昇格へ向けて順調に勝ち星を重ねてきた関大ラグビー部。7戦目、同じく1位で並ぶ花園大との首位決戦を迎えた。
試合開始直後から関大は立て続けにトライを決められてしまう。低く力強いタックルを決め、得点を取られまいとする関大。しかし、外国人選手を擁する花園大に、パワーとスピードでDFをかわされる。30分にラインアウトからモールのまま押し込み、FL中谷がトライするも5−26。花園大に大きくリードされ前半を終えた。
何とか巻き返しを図りたい後半。関大は声を掛け合い、持ち味である快足の攻めと、粘りの守りで花園大に挑んでいく。途中、トライされたが白熱した展開が続いた。そして25分、WTB新宅がタックルを受けながらも相手DFを抜きさり、トライを決める。しかし、関大の反撃はここまで。トライ目前まで持ち込むが、ノックオンやパスミスで何度もチャンスを逃す。結局、10−38で首位決戦を敗北で終えた。
<写真=SOとしてチームを引っ張る主将・高田>
入れ替え戦への道絶たれる
リーグ第8戦・大経大戦◇11月27日◇大経大グラウンド
入れ替え戦出場には負けられない関大フィフティーン。しかし7―8と逆転負けを喫し、入れ替え戦出場の道は絶たれた。
先制したのは大経大だった。モールから押し込み、トライ。一方、チャンスをミスで潰しなかなかトライにつなげられない関大。しかし前半終了間際、モールで押し込みトライを奪う。キックも成功し7−5と逆転し前半を折り返す。
後半は互いにミスが多くトライにつながらない。そして後半25分。大経大にゴールライン付近まで攻め込まれてしまう。しかし関大FWの粘り強いDFで、トライを許さない。ライン際の攻防は約15分間続き、ロスタイムに突入する。関大は互いに声を出し合い絶対負けないと気迫のDFでゴールラインを越えさせなかった。しかし関大の反則で、大経大はペナルティーゴールを選択。入れば負け。静寂の中、蹴ったボールは無情にもゴールポストの中に吸い込まれた。その瞬間、ノーサイドの笛が鳴り試合終了。Aリーグ昇格の可能性はなくなった。
▼高田主将「花園大に負けて、もう一回チームを立て直そうとしましたが…。セットプレーでのミスが敗因につながった。みんな力を出してくれました。入れ替え戦はなくなったが、有終の美を飾るためにも1週間しっかり練習していきます」
有終の美飾れず…
リーグ最終戦・摂南大戦◇12月4日◇関大中央グラウンド
前戦で勝利を逃し、Aリーグ昇格への道が閉ざされてしまった関大ラグビー部。しかし、「リーグ最終戦を落とすわけにはすいかない」と部員たちは一丸となった。
小雨の降る中、試合は始まった。関大の熱い気持ちとは裏腹に、序盤は摂南大ペースに。摂南大に2トライを決められた後も、「まだまだいける」、「まだ時間がある」と、声を掛け合い強気の姿勢を見せる関大。しかし、関大はノックオンなどのミスが目立ち、なかなか敵陣での攻撃ができない。そんな中、反撃の口火を切ったのが、前半25分のFB五條のトライ。パスをつないだ、関大らしいラグビーを見せ、前半を7−14で折り返した。
ハーフタイムに降り始めたひょうがまだ残る中、後半開始。何としても逆転したい関大だが、大事な場面でミスを連発し、攻めきれない。摂南大はその間に2トライを挙げ、関大はさらに突き放されてしまう。主将SO高田が意地のトライを決め、摂南大に食らいつく。しかし激しさを増した雨の中、無常にも試合終了の笛が鳴り、12−28で、涙のノーサイドを迎えた。
▼高田主将「最終戦ということで、意気込みはあったが、試合中、悪いところを改善できず、そこを突かれてしまった。自分が関大に入学した時、Bリーグだったので、ずっとAリーグに昇格したいと思っていた。今リーグ、試合を重ねるごとにチームの状態は良くなっていると感じていた。その分甘えが出てしまった。それが、リーグ後半戦勝てなかった理由だ」
<写真=試合終了間際、意地のトライを見せる主将・高田>
接戦見せるも物にできず
秋季二次リーグ戦・同大戦◇10月23日◇大阪体育大体育館
前節の大体大戦で無念の敗北を喫した関大。その雪辱を晴らすべく挑んだ同大戦だったが、強豪の猛攻を止められず涙を呑む結果となった。
第1セット、関大は相手のサーブミスからペースをつかむもすぐに追いつかれる。そして連続ポイントを許し、16対25。 しかし、第2セットは互いに一歩も譲らず、緊迫したシーソーゲームが続く。だが、接戦の末23対25でこのセットも同大に奪われてしまう。
後がなくなった第3セット。関大はサーブミスなどが重なり、なかなか自分たちのバレーができない。結局相手のペースに押され、15対25。セットカウント0対3で、悔しさの残る試合となった。
<写真=相手のアタックを封じる渡辺(左)津崎(右)>
最終戦、白星ならず
秋季二次リーグ戦・甲南大戦◇10月30日◇大阪体育大体育館
上位リーグ入りは果たしながらも、現在連敗中の関大。今季最終戦となる今日の相手は、一次リーグ時には下した甲南大だ。何としても勝って終わりたい。
第1セット序盤から、試合は取っては取られての激しい攻防。芝田、澤、津崎、渡邉と効果的に攻撃を散らすものの、なかなか連続ポイントを奪うことができない。逆に相手にペースをつかまれ、波に乗れないまま18−25で第1セットを落とした。
しかし続く第2セット、関大は徐々に攻撃がつながり始めた。相手にリードを許そうとも焦らず、東條のブロックアウトを誘う巧みなアタック、津崎のサービスエースなどで着実に得点を重ねる。終盤芝田のアタックでワンタッチを奪い逆転に成功すると、勢いのまま25−22でセットカウントを五分に持ち込んだ。
そのまま乗って行きたい第3セットだったが、相手に5連続ポイントを許すなど精彩を欠いた。必死で追いすがるも、このセットも奪われてしまった。
後のなくなった第4セット。関大は序盤から度々連続ポイントを重ね、再び波に乗り始める。力強いアタックの合間に東條のダイレクトアタックや宇野のツーアタックを交え、多彩な攻撃で相手を翻弄。しかしリードして迎えた終盤、甲南大の猛追に合い、20−20の同点に追いつかれてしまう。関大はタイムアウトで相手に傾いた流れを断ち切ろうとする。だが、甲南大の冴えわたるブロックに対処できない。津崎の2連続ポイントで食らいつくも、サービスエースで25点目を奪われて試合終了。最終戦を白星で飾ることはできなかった。
<写真=フェイントを決める東條>
前半戦終了、痛い黒星
秋季リーグ第5戦・神戸親和女大戦◇10月2日◇神戸親和女大
今季の折り返しとなる5戦目は、関大にとって苦い敗戦となった。
第1セット、序盤から神戸親和女大の鋭いアタックや移動攻撃を止めることができない関大。タイムアウトをとり、流れを変える作戦に出た。するとそれが功を奏し、センター江崎のアタックなどから4連続ポイント。関大は反撃に出るが、その後は点差を縮めることができず、このセットは16−25で落とす。
続く第2セット。神戸親和女大に先制を許し、走られそうになるも、ライト向井の活躍で同点に追いつく。リードを奪いたい関大だが、親和女子大の3連続ポイントなど、逆にリードを奪われ結局第2セットは19−25。
巻き返しを計りたい第3セットだが、序盤いきなり5連続ポイントを許す苦しい展開となる。悪
い流れを断ち切りたいが、神戸親和女大の勢いを止めることができず12−25。痛いストレート負けとなった。
これで関大は1勝4敗。後半戦は負けられない試合が続く。
▼嶋田主将「今日はみんなの気持ちがばらばらだった。(後半戦に向け)初心にかえり、気持ちを一
つに頑張ります」
快勝!光ったサーブ・ブロック
秋季リーグ・京教大戦◇10月16日◇関西大学中央体育館
関大が、京教大を相手に快勝した。勝利の鍵となったのはサーブ。相手を崩せばブロックにつきやすく、攻撃にもうまくつながる。鋭いサーブで、揺さぶりをかけていった。
第1セット、点の取り合いとなったが終盤に5連続ポイントを奪って勝利。しかし第2セットは17−25で落としてしまう。
「ミスをしてもいいから、思い切ったプレーをしよう」。嶋田主将はこう呼びかけた。
そして迎えた第3セット、流れは再び関大に傾いた。相手のサーブミスで追いついた直後、センター江崎が3連続でスパイクを決める。その後8ポイント連続で取り、一気に突き放した。そのままリードを保ち、25−16で勝利する。
続く第4セット。サーブで攻撃を崩し、差を広げていく。中盤には多田・澤村がサービスエースを決め、さらに勢いづいた。最後は江崎が鋭いスパイクを打ち込み、勝敗は決した。
セットカウント3−1での勝利。しかし課題も残る。「ボールが(選手と選手の)間に落ちることがあった。ラリー中にもっと声を出していかなくてはいけない。」と嶋田主将は語る。今日の勝利に油断することなく、次の一戦に挑む。
<写真=ブロックで相手の攻撃を抑える嶋田(右)向井(左)>
リズムに乗れず辛勝
秋季二次リーグ戦・関外大戦◇10月23日◇関西大学東体育館
第1セット、関大は一進一退の試合展開を繰り広げる。だが次第に関大の攻撃陣が力を発揮。リードを守り25−19で勝利した。
続く第2セットも激しい攻防戦となった。フェイントを織り交ぜながらも江崎・向井・嶋田のスパイクが冴える。必死に食らい付く関学大だが関大の集中力の方が一枚上手だった。25−23。接戦を制し、このセットもものにした。
しかし第3セット、関大はミスを連発し、リズムに乗れない。一方の関外大はサービスエースをきっかけに一気に7ポイントを連取。勢いにのった関外大を止めることはできず19−25。続く第4セットも関外大を抑えることはできず、21−25で最終セットを迎えた。
気合いを入れ直し、臨んだ第5セット。再び関大の攻撃が牙をむく。諦めずボールを上げる姿勢が得点につながり15−8。フルセットの末、関大は長い戦いを制した。
▼嶋田主将「技術不足が否めなかった。今関大は6位。モチベーションを落とさないように練習でカバーし、天理戦(最終戦)は勝って終わりたい」
昨季王者前に、大差で敗北
秋季リーグ第6戦・大体大戦◇10月2日◇関大
秋季リーグも残るはあと2試合。次なる相手は、春季リーグ王者の大体大だ。
試合は大体大の先攻で始まった。開始早々に斉藤がパスカットに成功。宮山のアシストにより斉
藤がサイドシュートを決め、関大が先制点を挙げる。その後も渡辺、新名らが得点。強豪相手に引け
を取らない活躍を見せる。前半10分の時点では5−3と関大がややリード。しかしここから大体大
が王者の格の違いを見せつける。素早い速攻を次々と成功させ、20分には5−10と関大を引き離
す。終了間際には関大も負けじと得点を重ねるが、10−16と6点差をつけられたところで前半が
終了。
後半、開始1分に大体大が速攻を決め、そこから関大の失点が続く。流れはすでに大体大のものだ
った。大体大は速攻やジャンプシュートなど、スピード感あふれる攻撃を見せ次々と得点を挙げてい
く。GK山本の好セーブもあったが、点差は大きく開いた。
後半20分からは関大の得点が途絶え、連続8失点。しかし終了3分前、斉藤のサイドシュートが
決まる。そこから関大が勢いを取り戻し再び攻撃を仕掛けるが、結果は19−33。大差をつけられ
ての敗北となった。
春のリベンジならず……
秋季リーグ最終戦・桃学大戦◇10月10日◇はびきのコロセアム
秋季リーグ最終日。4年生の最後のリーグ戦ともあり、ぜひとも白星を飾りたい関大。しかし、対戦相手は春季リーグで9点差をつけられ敗北を喫した桃学大。また、レギュラーである斉藤が大大
戦でのケガのため、ベンチスタートという悪条件の中、試合は始まった。
前半。開始20秒で先制点を入れたのは関大だった。勢いあるプレーで攻め、桃学大が後を追う展開となる。前半4分。関大は渡辺、國廣を中心に、シュートを放つも、決定力に欠ける。また、桃学大のディフェンス陣は長身ぞろい。高い壁で関大を圧倒し、思うようにシュートを打たせない。一方、桃学大は確実にシュートを決めていき、点差はみるみるうちに開く。開始14分には4−11と7点の差をつけられる。桃学大の流れを何とか止めたい関大。しかしパスが上手くつながらず、ペナルティも外し、なかなか追加点を得ることができない。結局12−21と9点差で前半を折り返す。
後半。またもや先制点を得たのは関大だった。この大西のシュートが決まると同時に、関大に再び勢いが戻る。一ノ瀬がペナルティを3連続で決めると、國廣、笠井の速攻もあり一気に7得点を得た。取られても取り返すという、強気の試合を繰り広げる。その結果、後半は13−12と1点差で勝ち越す。
しかし、前半につけられた点差を取り返すことはできず、最終戦を25−33と黒星で終えた。
この試合で秋季リーグ全戦を終了し、関大は3勝4敗、5位で幕を閉じた。また、渡辺が総得点41で得点ランキング7位となった。
▼大木主将「春季リーグで通用したプレーが、研究されダメになった。1年生ながら台頭する選手もいて、メンバーが危機感をもって戦う環境になりつつある。昨日よりは明日と、良くなるように一つずつ改善していきたい。
インカレでは1回戦であたる法大に勝ちたい。地力は相手が上だが、びびらず挑戦していきたい」
▼岩井「春は勢いでいったという感じがある。秋季リーグは研究され厳しかったが、みんな成長した。来年が楽しみ」
▼渡辺「こちらのミスで点を取られ、勢いに乗られた。レギュラーメンバーは来年も同じなので、勝負の年になる」
▼新名「春、3位という結果で油断してしまった。つめの甘さが課題」
▼山本「4年生にとって最後のリーグ戦だったので、必死に頑張った。次に向け、精神面を鍛え直したい」
▼一ノ瀬「今日のできは70点。今後スピードのある、流れを変える存在になっていきたい」
流れをつかみ、手にした勝利
秋季リーグ第6戦・立命大戦◇10月2日◇関大
「勝たなければならない試合」。主将・陶山が話す通り1勝4敗と負け試合が続く中、臨んだ立命大戦。関大は見事勝利を勝ち取った。
前半序盤、漆原、奥田の速攻、長嶋のロングシュートが決まるが、パスミスや立命大のバスカットなどでシュートチャンスを逃す。前半14分、対する立命大も西見、坂のシュートが決まり、5−5。両チーム1点を争う接戦となる。関大は積極的な攻撃をするもゴール前で立命大の激しいディフェンスに苦戦。ペースに乗れず、お互い一歩も引かないまま後半戦へと続く。
後半戦、関大はリズムに乗り始める。素早いパスで立命大ディフェンスを崩し、左サイドから西丸のシュート。立命大の攻撃もディフェンスで抑え、16−12と流れが関大に傾きだす。しかし後半16分、立命大のシュートが決まり始め、関大は1点差にまで詰め寄られる。ここでピンチを救ったのがエース塩崎。後半残り10分から4点を決め、再び関大ペースへと引き戻す。流れをつかんだ関大は、その後も堀田、漆原のシュートが決まり試合終了。24−18で勝利を手にした。
▼陶山主将「前半ペースに乗れなかったが、後半立て直せたので良かった。次の龍谷戦ではディフェ
ンス強化をして、(今リーグで敗れた)京教大戦の分も勝つ!そのためにも楽しんでプレーしていきたい」
インカレ出場へ望みつなぐ勝利!
秋季リーグ最終戦・龍谷大戦◇10月9日◇京産大
2勝4敗で迎えた秋季リーグ最終戦。相手は実力が伯仲するライバルであり、春季リーグ1点差で惜敗した龍谷大だ。
4年生である主将・陶山と長嶋にとっては最後のリーグ戦。2日に行なわれた立命大戦後、陶山はこう語った。「インカレがまだ決まっていない。リーグでは終わりたくない。最後は気持ちで勝負」
勝てばインカレ出場に望みがつながる一戦は、序盤から白熱した。開始直後に龍谷大が先制点を挙げると、負けじと正木がサイドシュートを決める。前半8分、激しい攻防の中でファウルにより龍大に退場者が出る。この好機を逃さず、正木、奥田が得点。さらに陶山がペナルティを決め、4−2と関大がリードする。ディフェンスではGK谷村が奮起。好セーブを連発し、チームを勢いづける。
しかし前半20分、今度は陶山が退場。その隙に3連続ポイントを奪われ、逆転を許す。前半残り5分には龍谷大に7−5と離されるが、ここから関大が猛追する。奥田がディフェンスをかいくぐり、サイドから連続ポイントを決める。これに塩崎が続き、同点。再び奥田がサイドシュートで得点を重ねると、残り12秒、陶山がペナルティを叩き込む。10−8と関大が2点先行し前半を折り返した。
後半、開始から一進一退の戦いが繰り広げられる。きっ抗する試合が動いたのは、後半20分。龍谷大がサイドシュートなどで連続ポイント。さらに関大のパスミスから速攻を決める。流れは龍谷に傾いた。15分、ペナルティでついに16−15と関大を抜く。しかし、「勝つと信じていた。悪いリズムも気持ちで乗り切れた」(陶山)。関大は集中を切らさず、両サイドを使ったワイドな攻撃で怒とうの4連続得点を挙げる。残り3分には、長嶋が外したシュートを奥田がカバーしポイント。チーム一丸となり、試合終了まで戦い抜く。残り15秒。21−20、関大が1点リードでタイムをとる。パスを回し、残り2秒。龍谷大ディフェンスに阻まれながらも、陶山がこん身の力を込めシュートを放つ――。ボールはゴールネットを揺らすことなくコートの外へと転がったが、それと同時に終了のホイッスルが鳴り響いた。選手たちは互いに駆け寄り、笑顔と涙で勝利の喜びを分かち合った。
最終順位、インカレ出場は10日に行なわれる天理大対大体大の結果により決定する。天理大が敗れれば、関西推薦枠で関大がインカレに出場する。
▼陶山主将「やっとチームが一つになって勝てた。もし勝ってもインカレに出場できるか分からないし、最後の試合かも知れない。後悔したくないし、楽しく試合をしたかった。笑顔が多い試合だった。
(インカレに出場できたら……)勝って数多く試合ができるのも大事。でも全員が楽しくできたらいい」
▼長嶋「相手が波に乗っているときでも、下を向かなかった。切り替えができたのではないが、それに勝るものがあった。誰かがミスをしても、誰かがフォローしてくれる。信頼することができた。
(インカレに出場できたら……)勝ち進みたいが、関大らしい戦い、楽しい試合ができたらいい」
インカレへの切符手にする
10日、関西学生秋季リーグの全日程が終了した。
関大は3勝4敗、6位という成績を収め、主将・陶山が総得点38で得点ランキング8位に輝いた。
また、この日行なわれた天理大対大体大の試合に天理大が敗れたため、関大が関西推薦枠に滑り込みインカレ出場を決めた。
インカレは11月5日から9日にかけて川崎市とどろきアリーナ、法政大学第二高等学校で行なわれ、初戦は東北福祉大と戦う。
決定力欠き、初戦白星ならず
秋季リーグ第1節対甲南大戦◇10月1日◇舞洲多目的運動広場
夏休みに練習試合を数多くこなし、春に比べチーム全員が成長を遂げた関大。1部昇格を目標に挑む秋季リーグが、幕を開けた。初戦の相手は、春季リーグ2位の甲南大だ。
試合開始早々、関大はショートコーナーのチャンスを得る。また、林、佐々木が巧みなドリブルで相手を翻弄し、チャンスメイクに努める。しかし、なかなか先取点にはつながらない。攻めては攻められる展開の中、次第に関大が押され始めた。だが守りを固め、相手のショートコーナーも必死に全員で守り切る。その後も両チームチャンスは作るものの得点できないまま、試合は後半を迎えた。
後半開始直後、関大の守備の乱れをうまく突き、甲南大が先取点を挙げた。追う立場となった関大。しかし、すぐさま蔵戸から佐々木、そして林へとパスをつなぎゴール正面からシュートを決め、1−1の同点に並んだ。両チームは一歩も譲らず、激しい攻防を見せる。だが、またしても均衡を破ったのは甲南大だった。体制を崩しながらもキーパーの横を抜けるシュートで追加点。一方、関大は佐々木、香川らを中心に果敢に攻め上がるが、決定打が生まれない。終了間際、ここで決めれば同点に追いつくショートコーナーのチャンスを得るも、点を奪うことはできず、試合終了。今季初戦を白星で飾ることはできなかった。
ペース乱さず今季1勝目
秋季リーグ第2節・神大戦◇10月9日◇舞洲多目的運動広場
今日の関大は波に乗っていた。序盤から積極的に相手ゴールに攻めかかり、統率の取れた素早い戻りで相手のカウンターを封じる。この試合2度目に得たショートコーナーのチャンスには、佐々木が鋭いシュートを決め、1点を先制。「早い時間帯に点を取れたことで流れに乗れた」と畑主将が試合後語った通り、関大はこれでさらに勢いを増した。自陣ゴールをくり返し攻められる苦しい時間も、末廣らが粘りのディフェンスで防ぎ切る。佐々木がパスカットから生んだショートコーナーでは、チームのエース佐々木が打つと見せかけて田中がシュート。順調に得点し、前半を2−0で折り返した。
後半開始早々、またも佐々木のシュートがゴールに突き刺さり3点目を奪取。関大は相手の反撃を堅い守りで押さえるも、ショートコーナーから1点を許してしまう。だが、悪い流れに引きずられることはない。佐々木が速く正確なドリブルで一気に前線へ躍り出るなど、攻守に素晴らしい活躍を見せチームを牽引する。途中、2人が退場となるアクシデントはあったが、それにも負けず、パスカットから攻め上がった蔵戸の放ったシュートを、林が自らもゴールに突っ込みつつ押し込み4−1。終了間際には、試合中ずっと前線で果敢に攻め込んでいた蔵戸がゴール前につめ、キーパーが弾いたボールを体勢を崩しながらも押し込み5−1とした。そこで、試合終了。最後まで自分たちのペースを崩すことなく戦い抜いた関大が、勝利を手にした。
<写真=速攻攻撃を仕掛ける林燕イ々木>
相手エースを抑えきれず、連勝逃す
秋季リーグ第3節・関学大戦◇10月10日◇舞洲多目的運動広場
前節で今季初勝利を挙げた関大。連勝を懸けて望んだこの日の関学大戦だったが、思うような試合運びはできなかった。
序盤こそボールの支配率は関大が上回る。だが、なかなかシュートを打てずに、何度も関学大のカウンターを受ける展開。そして前半16分に、そのカウンターから関学大のエース東に先制点を奪われてしまう。しかし、26分に得たショートコーナーから佐々木がシュートを放ち、そのこぼれ球を林が押し込む。関大が同点に追い付いた。だが、ここからさらに関学大の攻撃が激しくなり、関大は守備に回る時間が多くなる。そして、前半終了間際に関学大のショートコーナーから、再び東に得点を許す。このまま1点リードされて前半を折り返した。
後半も関大はパスがなかなか繋がらず、攻めることができない。それでも佐々木のドリブル突破を中心にゴール前にパスを供給する。だがフィニィッシュに正確性を欠き、決め切れない。逆に28分、またしても東に決められ、点差を広げられる。結局、相手のエースを抑え切れなかった関大は、1―3で敗戦。連勝を果たすことはできなかった。
<写真=ゴールを守る関大DF陣>
リーグ最終戦、勝利飾れず
関西学生秋季リーグ最終節・松山大戦◇10月23日◇舞洲多目的運動広場
終季リーグ最終戦となる松山大戦。二連敗を喫し現在5位の関大は何としても勝ってリーグを終えたい。
前半序盤から関大にチャンスが訪れるもパスがつながらず、得点に結び付かない。逆に14、17分に松山大にショートコーナーを与えてしまう。しかしここを守り抜き、得点を決めさせない。21分関大のショートコーナー。林がシュートを放つもゴールポストに当たり、惜しくも先取点奪取にはならなかった。その後も林、佐々木にボールが集まりシュートチャンスを作るもののなかなか得点を奪えない。そして32分、相手のシュートをGKが体でセーブ。だがGKが倒れている隙にこぼれ球を拾った松山大がシュートを決め、先取点を奪われてしまった。
1点をリードされて迎えた後半。前半同様何度もチャンスはあるもののパスがつながらない。17、19、20分と連続でショートコーナーを得た関大。しかしシュートは決まらず絶好のチャンスをまたも逃してしまう。流れをつかめない関大は試合終了間際にも失点を許し2―0で敗北を喫した。
この日行なわれた第2試合で神戸大が関学大に負けたため、関大は1勝4敗で2部5位が確定した。
▼畑主将「最後のリーグ戦、勝って来季につなげたかった。次の佐々木キャプテンはきっと強い関大を作ってくれると思う」
最終戦快勝も優勝逃す
秋季リーグ第3節・神外大戦◇10月9日◇舞洲多目的運動広場
8点差で勝てば、という厳しい条件ながら、優勝の可能性を残して迎えた今季最終戦。選手たちは優勝だけを見据えていた。
開始早々、関大のショートコーナー。そのチャンスを逃さず、前田が素早く先制点を挙げた。関大はその後も大きく声をかけ合い、積極的に前へ前へと攻める。梅澤のパスを吉村が押し込んで2点目。最前線に上がっていた村上がパスを受け3点目と、次々得点を重ねる。優勝まであと5点とし、後半に望みをつないだ。
後半に入っても、関大の攻めの姿勢は衰えを見せない。早いリスタートで攻め込み、相手ゴールを脅かす。ボールに反応し前線に飛び出した村上が今日2得点目を決め4―0。残り時間が着々と減って行く中で、焦ることなくパスカットからのカウンターなど、多彩な攻めを見せる。終盤には吉村がショートコーナーから5点目。全員でゴール前に積極的につめる。しかし、そこで試合終了の合図がかかった。
最終成績は、勝ち点6で3校が並ぶ。関大は得失点差で松山大を上回ることができず、2位で今季を終えた。そのような中でも、試合後の表彰式で関大メンバーからは歓声が上がる。今リーグのアシスト王に、FW梅澤が見事輝いた。
▼吉村主将「(優勝を狙っていたから)結果としては良くなかった。でも、みんなで精一杯頑張った結果だと思う」
▼梅澤「自分が点を取りたかった気持ちもあるが、チームみんなで点を取れて良かった。(自分の働きを)アシスト王という形に残せてうれしい」
さすが関大、白星発進!
関西学生リーグ第1戦・関学大戦◇10月6日◇浪速アイススケート場
秋季リーグ初戦、関大は関関戦で大勝利を収めた関学大相手に試合に臨む。 第1P開始早々、関大はGKを除く全員で相手ゴールに迫る。しかし決定機は得られず、逆に4分、関学大にシュートを決められる。だがあわてることはなかった。わずか1分後、ゴール付近での競り合いに勝った木谷がすばやくシュート。同点に追いついた。その後も、両校ともに攻めの姿勢をとるが得点には結びつかず、1−1で第1Pを終える。
迎えた第2P。開始わずか3分で、ゴールを奪われてしまう。そして7分、再び関学大がGKと1−1のチャンスを得る。しかし、高野がセーブしたパックはそのまま関学大ゴール付近へと流れ、山本がその一瞬を見逃さず、シュート。またもやゲームはふりだしに戻った。のちの約13分間、関大は3回、関学大は1回のゴールシーンを生むも、ともに得点には至らず、そのまま最終Pに突入した。
最終P、同点で終わらせたくはない関大は3分、高村がゴール右からの強烈シュートを放ち、1点リードする。一方関学大は、果敢に迫りくる関大FW陣に押され、守備の時間が続く。そして試合終了間際、山本がダメ押しのゴール。4−2で見事、関学大を下した。 期待の新人を多数かかえ、瀬田カップでも初代王者に輝いた関大。厳しい初戦を制したことは、王者の貫禄とリーグ優勝への可能性を見せつけた。
<写真=ゴールを決め喜ぶ選手たち>
キーパーの好セーブ光る!同大に執念のドロー
関西学生リーグ第2戦・同大戦◇10月10日◇浪速アイススケート場
第1P開始から両チームともに早いパス回しで試合を進める。6分、関大は高崎が正面からシュートを放つもGKに止められる。その後もシュートを打ち込んでいくが押さえ込まれてしまう。一方、同大も正確なパス回しと個人技で関大DFを抜き去り何本もシュートを打ってくるが、関大はGKを中心にピンチを守り抜いた。後半は守りを強いられる場面が多かったが、試合終了間際、相手DFを振り払って鷺橋がシュートし、関大が先取点を奪う。1−0で第2Pに突入した。
第2Pも両チームともに激しい攻防を見せる。2分に関大選手がファールで1人退場すると、4分に同大にシュートを決められ追いつかれてしまう。また13分にも関大選手がファールで退場した後に追加点を入れられ、2−1と逆転される。その後も同大がパックを支配し、ゴールを狙ってくるが何とか守り、点差は1点差のまま最終Pへ。
第3Pに入っても同大の攻撃は止まらず、関大DF陣は速攻をスティックだけでなく、体を使って止める。そして7分、ゴール正面で相手ともみ合いこぼれたパックを金山が押し込んでゴール。2−2と追いついた。同大も必死に逆転のシュートを狙うが、最後までGKの好セーブに阻まれ試合終了。昨季惨敗を果たした同大に執念を見せつけ、価値ある引き分けに終わった。
<写真=積極的に攻撃を仕掛ける鷺橋>
攻めに攻め、圧倒的勝利!
関西学生リーグ第3戦・大府大戦◇10月13日◇浪速アイススケート場
関大アイスホッケー部の実力を魅せつけた。第1P開始早々から、関大は11回のシュートを放ち、ゴールを予感させる。そして6分、竹下の絶妙のパスに反応した竹内がシュート。見事、先制を果たした。その直後、今度は早坂がGKと1対1のチャンスを作る。早坂からゴールを守ろうとGKが構えた瞬間、金山がうまく体を入れ、早坂からのパスを受けゴール。2人の連携プレーで2点目をものにした。大府大にはほとんど決定機を与えず関大ペースで進む15分、ゴール前で神田雅が3点目を決める。また17分にも、竹内が追加点。4点先取で第1Pを終えた。
続く第2P。開始1分、大府大の気迫が得点につながり、1点を許す。しかし攻めの姿勢を貫く関大は5分、山本がゴール右から果敢にシュート。またもや4点リードの形に戻す。大府大は、全員が守備に回り関大の猛攻に耐える。しかし9分から18分の間に、神田雅、竹下、斎藤、竹内、中田、金山、関が立て続けにゴール。点差をさらに広げる。そして終了間際、村上、関、神田雅と細かいパスが回り最後はもう一度関へ。計8点を奪取し最終Pに突入した。
12―1で迎えた最終P。守るだけで終わりたくない大府大は2分、桐山のゴールで1点をもぎ取る。しかしその4分後、山本が2人のDFをかわし、ゴール正面で落ち着いて決める。関大はその後も疲れをみせず攻撃に撤し、神田雅、金山、木谷、村上がゴールラッシュを演出する。そしてラスト4分、ゴール右から竹内がダイレクトにシュート。そのままネットに吸い込まれ、18―2で関大が大勝利を果たした。 格下とはいえ、終始、抜群の攻撃力と磐石の守備で相手を翻弄した関大。この大量得点は、今後のさらなる期待へとつながった。
リーグ初完封、危なげなく勝利
関西学生リーグ第4戦・神大戦◇10月19日◇浪速アイススケート場
前回の大府大戦同様、一方的な試合展開となった。試合開始早々、主将・村上がシュートを決める。そこからは関大の得意とする速い攻撃で終始神大ゴールに激しくせまり、#27金山、#91山本がそれぞれ4得点ずつあげる活躍で試合を決める。少し連携ミスはあったものの、FW陣は神大のディフェンスを置き去りにするほどのスピードとゴール前の混戦での粘りを、DF陣は神大にシュートチャンスさえ与えないほどの安定した守りを魅せた。最終的には14−0と今季初の完封で快勝した。
次戦は強豪・立命大。接戦が予想されるが、3勝0敗1分といまだ負けなしの関大。この良い流れにのってリーグ優勝へ一直線だ!
▼村上主将「今日はスピードがでていて、ゲームの流れを左右するチームの雰囲気もよかった。課題は確実に決めるところは決める。この試合、まだまだ得点できた。次の立命大がリーグ優勝へのカギ。勝ったら波にのれる」
<写真=シュートを狙う金山>
プレーオフ2連勝!優勝に王手かける!
関西学生リーグプレーオフ第2節・対京産大◇11月17日◇滋賀県立アイスアリーナ
立命大戦で勝利し波に乗る関大は、続く京産大にも4−2で勝利した。
第1P、京産大に先取点を奪われ、悪い雰囲気がチームに流れる。しかし、第2Pに入ると関大の怒涛の攻撃が始まる。竹下、神田雅、高崎と連続で3点をもぎ取る。その後ゴールは決まらないが自分たちのペースで攻撃的なホッケーを見せつける関大。9分、京産大に1点を奪われるも12分には、木谷がさらに追加点を挙げる。最終Pでは両チーム共に無得点に終わり、関大が優勝へ王手をかけた。
最終節は11月27日に行われる同大戦。同点以上で関大の優勝が決まる。
同大を破り、21年ぶりリーグ優勝!!
関西学生リーグプレーオフ最終節・対同大◇11月27日◇滋賀県立アイスアリーナ
第1P開始1分、山本が右サイドからゴール前にパス。それにここぞと合わせた竹下が同大ゴールを破り、先制点をあげる。そこから流れに乗った関大。8分、村上が打ったシュートのリバウンドを拾い、ゴール前での猛攻を見せる。対する同大はパスがよく回っているものの、決定的なチャンスを決めきれない。1−0で関大は好調な滑り出しで第1Pを終える。
続く第2P。序盤は関大ペースで幾度も同大ゴールを脅かす。13分、村上の絶妙なゴール前へのパス。しかし小笠原があと一歩ところで決めきれない。流れが同大に傾きはじめ、関大に危ない場面が見られたが、GK高野の好セーブで乗り切った。同大に得点を許さず1−0のまま最終Pへ。
第3P、負けられない同大は序盤からシュートラッシュ。関大は完全にその猛攻に押されていた。そして13分、ゴール前の1対1の場面で得点を許し、同点とされる。しかし、1次リーグ1位の関大は、引き分け以上でも優勝が決まる。得点を決められたものの、余計なプレッシャーはなかった。18分、6人全員で攻撃を仕掛ける同大。関大はディフェンスを集中し、同大にミスを誘発させる。こぼれたパックを竹内がそのまま一人、GKのいない同大ゴールへ確実に決める。2−1で試合終了。21年ぶり、リーグ優勝を手にした。
最優秀選手賞には主将・村上、ベスト6にはこの試合を決める得点をあげた竹内と鷺橋、高野らが選出され、優勝に花を添えた。
1位 関大
2位 同大
3位 京産大
▼村上主将「優勝が決まった瞬間涙が出たほどうれしかった。自分たちのペースを全体的に保てたし、先制点をとる予想どおりの展開になったので気持ちに余裕があった。インカレは、短期間で技術で伸びるのは無理だから、今の力で関東勢にどれだけできるか楽しみ。ベスト4を目指して関東の4強を倒す!」
▼鷺橋「ベスト6が目標だった。守るところを守って攻撃では得点力があったから選ばれたと思う。チームのモチベーションは高く、けが人もプレーオフに間に合っていい雰囲気だった。勝因は4年生には最後のリーグ戦だからチーム全員が勝ちたいという気持ちが強かったからだと思う」
▼竹内「自分が決勝点を決め、勝ったから気持ち良かった。ベスト6になれたのは自分のプレーよりもチームの力を大切にしたから。自分のプレーの出来は70点くらいだけど、チームで結果を出せたから満足。インカレではいい結果を出して、来年もリーグ優勝したい」
▼高野「ベスト6を取れてうれしい。選ばれたのは負けそうな試合でも他の選手が得点してくれて勝ちにもっていってくれたから。関大は仲間同士が助け合い、チームワークがある。だから優勝できたと思う。インカレは2回勝ちたい。個人的には一年目でどれだけ通用するか挑戦したい。そしてレベルアップをしたい」
▼高村「21年ぶりだからさらに嬉しい。練習でみんな動けてたから調子がよかった。みんなのおかげで優勝できたと思う。今のままいけばチームの目標のベスト4は夢じゃない」
▼清水川「チーム一丸となりがんばったから勝てた。いつもは第1Pでは足が動かないのに今日は始めから走れてたから先制点がとれた。インカレではまずベスト8。これからの課題は無失点におさえること」
<写真=優勝に沸く選手たち>
関学大に圧勝!
クリスマスカップ対関学大◇12月17日◇神戸市立ポートアイランドスポーツセンター
激戦制し、悲願の1部昇格
関西大学対抗リーグ入れ替え戦・京産大戦◇10月9日◇シーサイドテニスガーデン舞洲
9日に行われた関西大学対抗テニスリーグ入れ替え戦。関大は、1部昇格の舞台へと挑んだ。
対戦相手は、2部降格の危機をなんとか免れたい、京産大。両校とも一歩も譲らな
い戦いが繰り広げられた。
前半のダブルス。関大は、最も期待がかかるD1藤沢・山本ペアが勝利を治め、先
陣を切る。続くD3福田・堀田ペアが惜しくも敗北するが、D2山下・渡利ペアが力の
差を見せ付け、圧勝。2−1の関大リードでダブルス戦を終える。
迎えた、シングルス。S6の堀田、S5の酒井がともにセットカウント2−0で白星
を勝ち取る。だが、S4福田は敗北を喫する。しかし、流れは関大にあった。接戦の
末、7−6で1セット目を制した、S3藤沢。続く2セット目も6−3で京産大を下
す。結果、関大は5−2で見事、京産大に勝利し、1部昇格を成し遂げた。
▼濱本主将 「今まで辛いことがたくさんあったが、1部昇格によってすべてがふっ
とんだ」
▼藤沢 「ダブルスはパートナーを全面的に信頼していた。シングルスは俺が勝たな
やばいと思った」
▼福田 「プレッシャーもあり、苦しい戦いだったが、4回生をいい形で送ることが
できてよかった」
▼酒井 「試合の内容はどうあれ、自分の仕事はしっかり果たせた」
▼山本 「ダブルスは1−1だったので、絶対に勝たなければいけないとおもった」
▼堀田 「嬉しい!みんなのためにも勝ちたかった」
▼山下 「がむしゃらだった。最高に嬉しい」
▼部員の声 「応援している側も、選手と同じように熱い気持ちだった。今までで一
番嬉しい出来事」
1部の壁厚く、昇格逃す
関西学生秋季リーグ入れ替え戦・大体大戦◇10月9日◇同志社大学京田辺テニスコート
全勝で2部優勝した関大。今日の大体大との入れ替え戦に勝てば、悲願の一部昇格だ。
しかし、1番手の小山内・山本組、2番手の田中・木田組は、苦しい戦いを強いられる。相手に攻め込まれ、勝利することはできなかった。次のゲームに勝たなければ、1部昇格への道は閉ざされてしまう。
3番手の佐藤に大きなプレッシャーがかかる。2、3セットを連続で取るが、5セット目を終えた時点でセットカウント2−3。しかし、ここから佐藤は粘りを見せる。6セット目はうまく相手を揺さぶり、ミスを誘う。このゲームを取り、勝負はファイナルゲームにまで持ち込まれた。序盤は点の取り合いが続いたが、相手のミスをきっかけに4連続でポイントを奪い、一気に突き放す。結果セットカウント4−3で勝利し、4番手の丸山・乾組に望みをつないだ。
1セット目は落とすも、2セット目は乾のボレーが冴え、ストレート勝ちする。3セット目は相手に取られてしまうが、4セット目ではデュースにもつれ込む熱戦の末、丸山の鋭いシュートボールが決まり7−5で勝利した。しかし、なかなか勢いに乗り切ることができない。次のセットを落とし、後がなくなる。リードを奪われながらもボールにくらい付いていくが、流れを引き戻すことはできなかった。
セットカウントは2−4。1部への夢は断たれてしまった。範国監督は、今日の試合について「挑戦者であるこちらが、受身のテニスになってしまっていた。」と振り返る。今後の課題は、プレッシャーに打ち勝つこと、そして前へ前へと攻める気持ちを忘れないこと。今日の敗戦を糧に、来年の春こそは1部昇格を目指す。
<写真=激しい打ち合いを見せる佐藤>
初日、2勝1敗で1部へ望みつなぐ
西日本学生リーグ第1日目◇11月26日◇大阪府立体育館サブアリーナ
天理大、近大に次ぐ2部3位で幕を閉じた春季リーグ。1位のみに与えられる1部への切符を懸け、再び関大の戦いが始まった。
初戦の京産大戦。森山、大野のフォール勝ちなど、対戦スコア5−2で勝利。幸先の良いスタートを切る。
続く関学大戦では、両校白熱した応援が繰り広げられる。1番手は74kg級・山岡宏。同点で迎えた第3ピリオド、3度ローリングを決め白星を挙げる。続く120kg級・小倉は力強い攻撃で相手を圧倒し、フォール勝ち。関大はその後も順調に白星を重ね、対戦スコア6−1で関学大を下した。
2連勝し迎えた近大戦。2部リーグで1番の実力校である近大を倒せば、1部へ一気に近付く勝負どころ。次期主将である大野は、「ここまで来たら技術や体力より、気持ちの問題。常に前向きでいよう」とチームを鼓舞する。しかし試合は、厳しい展開となった。
1番手の55kg級・吉川がフォール負けを喫すると、60kg級・新元、74kg級・山岡宏と黒星が続く。後がなくなった関大。4番手は関学大戦で力を見せ付けた120kg級・小倉だ。第1ピリオド、豪快な投げ技などでポイントし、第2ピリオドへつなぐ。バックを取り先制するも、残り40秒、組み合いから形勢逆転され劣勢に。そのままフォールを決められる。5番手66kg級・奥野はテクニカルフォール、6番手96kg級・森山は粘りの戦いを見せるが第3ピリオド0−1と一歩及ばず敗れる。
黒星が大きく先行する関大。しかし、最後に84kg級・大野が意地を見せた。第1ピリオドを2−1でものにし、第2ピリオド。ポイントで大野が上回り、そのまま勝利かと思われた。しかし判定で近大にポイントが加算され同点となり、そのまま終了。勝負は第3ピリオドへ持ち越される。抗議で一時中断するも、大野は冷静にポイントを重ねる。結果9−5で、関大唯一の白星を飾った。
対戦スコア6−1と近大には届かなかったものの、リーグを2勝1敗で折り返した関大。全勝の近大、南九州大の対戦結果によっては、1部昇格のチャンスがある。望みは第2日目に託された。
▼大野「明日はもちろん全勝する。まだ希望があるからがんばる。もう負けられないから、底力が出ると思う」
<写真=相手をけん制する山岡宏主将>
昇格逃すも、2部3位入賞
西日本学生リーグ第2日目◇11月27日◇大阪府立体育会館サブアリーナ
秋季リーグ第2日目。関大は初日を2勝3敗で終えた。1部昇格への望みをつなぐには、もう負けられない。また、4年生にとってはこれが最後の試合となる。前夜ミーティングを行い、士気を高め臨んだ。
初戦の相手は1部リーグから降格した南九州大。初戦にして越えなければならない大きな壁だ。関大は60kg級不戦勝、120kg級・府本の勝利で2階級をものにする。しかし他の5階級で南九州大に敗れ、対戦スコア2−5で白星をつかめず。1部昇格への道が険しくなった。
第2戦、関大は大体大に対戦スコア6−1で快勝。66kg級・山岡宏と84kg級・大野が見事なフォール勝ちを決めた。74kg級・横山は第1ピリオドを奪われたものの、第2ピリオドを延長で奪取。その勢いのまま第3ピリオドでは、片足タックルから相手を倒しローリング。残り5秒で再びローリングを決め、5−0で第3ピリオドも連取し勝利した。
帝塚山大との第3戦。60kg級・新元、84kg級・山岡嘉の2連敗で迎えた第3試合を96kg級・森山が戦う。第1ピリオド、第2ピリオドともにポイントで上回り連取。関大を勢いづけた。続く2階級で連勝。74kg級・山岡宏は惜しくも敗れてしまったが、55kg級が不戦勝のため、対戦スコア4−3で関大の勝ちが決まった。
2日間にわたって行われた今リーグの最終成績は、4勝2敗で2部3位。目標であった1部昇格を果たすことはできなかった。
試合終了と同時に、山岡宏、山岡嘉、2人の4年生の目から自然と涙がこぼれた。「監督に頭をポンとたたかれご苦労様と言われ…4年間やってきたし、よく分からないけど涙が出た」(山岡宏)。
大会前の練習では、最後に応援歌を歌いモチベーションを上げた。上級生と下級生が刺激し合い、良い状態でこの大会に挑んだ。しかし届かなかった1部昇格。その夢は後輩たちに託された。
1位 南九州大
2位 近大
3位 関大
▼山岡宏主将「(今大会は)みんなが盛り上げてくれていいものだった。最後の最後は負けたけど、4年間通して強くなったと思う。MVP?全員です」
▼山岡嘉「2部の最下位から始めて、1部で終わりたかった。(成績を)維持できて良かった。昇格させる難しさが分かった」
▼大野「来年は、今年以上に素晴らしいチームにしたい。目標はもちろん1部です」
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