
第51回全日本学生選手権大会◇11月27日◇大阪府立体育館
昨年は4位に終わった。今年はさらに上――全国優勝を目指す。
シード校である関大の初戦は2回戦から。中京大相手に6−1で快勝し、続く国士舘大、桃山大戦にも順調に勝ち進み、昨年度優勝校である龍大との準決勝に挑んだ。試合前、早朝から駆けつけた応援団と拳法部員の大合唱が会場に響く。気合、気迫は十分だ。
先鋒・廣瀬は序盤で相手に面突きを決められ、そのまま反撃できず敗北。続く次鋒・本庄は開始10秒で上段突きを決める。さらに、一度試合を仕切りなおした直後に胴突きを決め、関大1勝目をもたらす。三鋒・杉本は果敢に攻め込むも一本が決まらず、相手に胴突きを決められ敗北。中堅・鳥居は序盤から相手を場外へ追い詰めるが幾度とかわされ、試合はこう着状態に。中盤に鳥居が面突きを決め、そこから相手も攻撃を仕掛けてくる。大柄な鳥居に対し、相手は小柄な選手。明らかにリーチ差があった。攻撃されても頭を突いて跳ね返し、一本を許さない。そのまま鳥居が胴蹴りを決め、2本目を奪った。関大のエースである三将・玉置は惜しくも敗れ、ここまで2勝3敗。残り1つでも負けると決勝進出への望みは絶たれる。
すべては副将・吉村にかかっていた。吉村は相手を力で押し倒し、必死で一本を奪おうとする。そしてついに胴突きを決めるが、直後に面突きを決められてしまう。仕切り直した直後、吉村は起死回生を図り、相手に向かって突進する。しかし、逆に胴けりを決められ、あえなく敗北。続く大将・小林も敗れ、決勝進出はならなかった。3位決定戦に望みを託す。
対戦校は中央大。エースの玉置を先鋒に置くものの、隙をつかれて胴突きを決められ敗北。関大はそのまま流れをつかめず、結果は2−5。今年も4位に終わった。
一方の女子団体。3回戦まで快勝し、準決勝では名古屋学院大に挑んだ。先方・中川は相手を押し倒し突きを繰り出すなど、日本チャンピオンとして圧倒的な力の差を見せつけ勝利。続く次鋒・森本は序盤に胴蹴りを決められるが、負けじと面突きを決め、追いつく。しかしここで最後の一本を奪えず敗北。そして大将・尾崎。彼女が勝てば勝利するが、負けると準決勝敗退が決定、男子同様決勝進出への道が絶たれる。しかし終始、相手のペースに持ち込まれ、尾崎は一本も決めることなく敗北する。
そして、愛知学院大との3位決定戦に臨んだ。人数不足により、先鋒・尾崎は不戦勝。中堅・中川は面突きで得点を奪うと、軽いフットワークで相手に攻撃を許さない。さらに面突きを決め、完全勝利。この時点で関大の3位入賞が決定する。大将・森本も攻撃的なプレーで快勝した。
▼小林主将「今日は精一杯やった。皆に支えられてここまで来れた。部の雰囲気はこれまでで1番。後輩にはこの悔しさを忘れずにたくさん練習してほしい。また、部活動を思いっきり楽しんで欲しい」
▼本庄「選手全員、ベストを尽くした。気迫はこのまま、来年は新戦力で優勝を目指す」
▼鳥居「もっとやれたことがある。これをかてに、全日優勝を目標にしたい」
関西大学Bリーグ第8節対甲南大◇11月26日◇長居第2陸上競技場
FW、バックス全てで相手を上回った。試合開始3分、CTB貝崎が華麗なステップで相手を抜き、先制トライを奪う。11分にはWTB中谷有が相手ボールをターンオーバー。最後はCTB五條がトライを決め、関大がゲームを支配する。今日の関大は得意のバックス攻撃だけでなく、スクラムでも魅せる。15分にはスクラムを押し、最後はFL星野が抜け出しトライを奪う。その後、2つのトライを奪われるが、取られた後はトライを取り返し、相手に流れを渡さない。そして前半は計6つのトライを奪い、42−14で後半へ。
後半は両チームともに、強くなった雨に苦しめられる。ノックオンの反則を連発し、お互い攻め切れない。しかし8分、関大は五條が走り抜けトライを奪う。35分にも本田がトライを決め、甲南大を突き放した。結局試合はFW、バックスともに機能した関大が56−14で圧勝した。これで関大のリーグ成績は5勝3敗となった。
▼中谷主将「チームがまとまってきた。今日はFWのセットプレーで相手に勝てたと思う。残り1試合、勝つだけです。」
西日本学生秋季リーグ戦◇11月26日◇大阪府立体育館
初日の3試合を終え2勝1敗。1部を目指す関大だが、2日目も3試合で2勝1敗。昇格はならず、2部残留となった。
初戦の相手は桃山大。1部から降格したばかりの強敵だ。しかし、1試合目で55キロ級・吉川が敗戦。2試合目も和田が60キロ級を落とし、暗雲がたちこめる。
だが、第3試合で84キロ級大野が意地を見せる。第1ピリオド開始30秒で相手を倒し、そのままローリングを決めて3ポイントを先取。さらにコート外へ押し出し、得点を重ねる。そして、1分15秒にはフォールに成功。圧倒的な力の差で勝利を決め、桃山大に奪われかけた流れを呼び戻した。
その後、66キロ級で負けるも、井上は74キロ級を制する。しかし第6試合。96キロ級の中西は接戦の末に試合を落としてしまう。続く最終戦の120キロ級・森山も敗れ、2−5での敗戦が決まった。
優勝、そして1部昇格の夢はついえてしまった関大。だが、その後の大体大戦を6−1。関学大戦を5−2で勝利し、通算5勝2敗で3位を決めた。
▼大野主将「集大成。1位を狙うつもりでやった。来年はもっと上、1部でも勝ち続けるくらいの力をつけてほしい」
▼新元「(大学最後の試合を終え)感動やった。相手は大学に入って最初に当たった相手だった(当時の結果は敗戦)ので、負けたくないという気持ちになった。レスリングを大学から始めてやり遂げられたのは、自分にとって達成感がある」
▼小原「緊張した。団体戦には、個人戦とは違った感じがある。これからは1試合1試合、確実に勝っていこうと思います。」
▼吉川「(近大戦・桃山大戦共に)2−5だったけど、それをひっくり返せる実力はある。そこをひっくり返す力をつけたい」
▼米山「来年がんばります」
▼堀川「4年生が最後だったので勝ちたかった。けど、負けてくやしかったです」
プレーオフ戦対同大◇11月25日◇高槻アイスアリーナ
前節、まさかの敗戦を喫した関大。関西2連覇を決めるには、この最終戦での勝利が条件だ。
第1P。最終戦という緊張からか、序盤は集中力に欠け、ペナルティやミスが目立った。しかし5分には立て直し、ここから関大の猛攻が始まった。山本のパスにゴール前竹内がうまく合わせ、決定的なチャンスを演出。GKに阻まれたものの、好調ぶりを見せた。続く11分にも山本が、15分には神田と松本が息の合ったプレーで同大ゴールに襲いかかる。シュートラッシュで終始関大ペースを維持していった。
第2Pは、ここまで動かなかった同大が奮起。両者互角の激しい争いを繰り広げる。パスミスから速攻を許し、危ない場面も見られたが、そこはGK高野のファインセーブで切り抜けた。しかし、幾度となく決定的なシュートを逃してしまう関大。リバウンドも積極的に押し込めず、0−0のまま勝負は最終Pに持ち越された。
開始早々清水川の強烈なロングシュートで、最終Pも流れをつかんだ関大。全員が絶えず前へと力強いシュートを見せた。松本、金山はスピード感あふれるプレーで相手のペナルティを誘う。そして迎えた12分、右サイドから金山がシュート。弾いたパックを確実に押し込んだのはルーキー深谷だった。待ちに待った先制点を決め、さらに選手は集中力を研ぎ澄ませた。
残り3分、関大がタイムアウトを取る。「気持ちが高ぶっているだろうけどここは集中。落ち着いて」川内主将の言葉を皮切りに、全員が声を出し気持ちを入れなおす。優勝へのカウントダウンが始まった。数々の熱戦を繰り広げた今リーグ。気持ちやプレーの変化を経て、大きく成長してきた。そんな選手たちは、同大の攻撃をものともしない。最後の3分を確実なディフェンスで守りきった。
試合終了のブザーと同時に、ベンチから全員が飛びだした。よろこびを体いっぱいに表し、互いをたたえあう選手たち。昨年に続き、堂々の関西2連覇を果たした瞬間だった。
優勝とともに、1月6日から行われるインカレへの切符を手にした関大。あくまで目標はインカレで結果を残すこと。この歓喜は次なる道への力になった。
▼ 川内主将「このメンバーで優勝できたことがうれしい。基本的に関大ペースだったし、GKが止めてくれたから焦らなかった。ベンチの雰囲気もよく、声も出ていた。これからはディフェンスが甘くなるときがあるので、そこを改善してインカレで最低ベスト8、2回は勝つ」
▼ 鷺橋「優勝の瞬間、最高にうれしかった。序盤は緊張していたが、全体的に流れは関大にあった。だから第1、2P得点がなかったが焦ることはなく、そのうち得点できると思って動いた。インカレでは、まずはベスト4を狙っていく」
▼ 金山「(前節の)関学大戦に負けてから、気持ちを入れなおして練習してきた。一番の勝因は、全員の気持ちが最後まで切れなかったこと。ベスト6に入れたことは素直にうれしい。次の目標はインカレなので、チャレンジャーとしてまた1からがんばる」
▼ 斉藤「力は出し切れた。よく走って、守っていた。第3Pの得点は、練習したことがだせたのがよかった。関学大に負けて、勝つしかなくなったことが逆に集中させてくれた。みんなが1からやろうと挑むことができた。1戦1戦を大切にしてインカレでは勝っていきたい」
▼ 高野「今日勝てたことはうれしい。でも去年よりは……。前の試合、普通にやれば勝てた試合を落としたのがだめだった。1次リーグではもう1人のGK堀がチームを支えてきた。プレーオフ勝って優勝したことで恩返しができた。ベスト6は狙っていったので、選ばれてうれしい。インカレでは去年よりいい成績を残す」
▼ 松本「最初は点も取れずペナルティもあり雰囲気はよくなかったが、次第によくなっていったし絶対に点が入ると信じていた。ベスト6入りはびっくりしたがやはりうれしい。1年生なので(リーグ中)精神的に弱くなった部分もあった。でも先輩たちに支えてもらったし、そのおかげで優勝できた。インカレでもがんばる」
▼ 後藤「優勝できてむちゃくちゃうれしい。同大に勝という気持ちがこもった試合だった。次からも気を引き締めてインカレではベスト4を目指したい」
▼ 深谷「うれしいです。今日は優勝の可能性にかけて頑張ろうと思った。点を取れたのはうれしいの一言!2年連続優勝できてよかったです。インカレは1戦1戦気持ちを込めて勝てるようにしたいです」
▼ 岡本「優勝できてよかった。今日はチームも1つになってモチベーション高くやれた。深谷のゴールはめっちゃうれしかった。自分が入れるということは常に思っているけど、チームとして勝つことが大切だから。インカレは気持ちを切り替え練習するだけ」
<MVP> 川内主将
<ベスト6> 金山・高野・松本
<最終結果>
1位 関大
2位 立命大
3位 関学大
4位 同大
西日本学生秋季リーグ戦◇11月25日◇大阪府立体育館
2日間に渡り行われる秋季リーグ戦。関大は3試合を戦い、2勝1敗で初日を終えた。
初戦・帝塚山大戦は難なく7−0で勝利。波に乗った関大は、続く京産大戦にも7−0と快勝。残すは春季リーグ2位・近大との一試合のみだ。これに勝たなければ、1部昇格が一気に遠のいてしまう。
気合い入れ直し臨んだ近大戦。だが、60キロ級・66キロ級では力の差を見せつけられ、2連敗。
続く120キロ級・森山は普段は84キロ級。自分より体の大きな相手にも、果敢に攻めに出る。第1ピリオド開始15秒、相手の腕を取り、体勢を崩す。すぐさまバックを取り、1点を先制。また、背負い投げを決め一気に3点を獲得。4ー0で第1ピリオドを終える。第2ピリオドは、コートの外に押し出され1点を奪われるも、投げ技を2回決め、タックルを成功させる。第2ピリオドは8ー0で連取。ピリオド数2ー0で、貴重な1勝を物にした。
しかし、74キロ級・55キロ級が連敗。96キロ級・中西はタックルから相手の姿勢を崩し、4ー3・3−0で勝利する。第3ピリオドまで好戦を見せた84キロ級・大野は惜しくも敗れてしまった。
結果2−5で近大に敗戦。関大は初日を2勝1敗で終える。
▼新元「自分は初心者で始めてみんなより弱いが、チームの底上げをできてよかった。明日も頑張ります」
▼吉川「今までにない、いいペースで試合が進み、その勢いで近大戦も取りたかった。重要な所を任されてるのに、報えない自分が情けない。」
関西学生リーグプレーオフ戦・対関学大◇11月19日◇高槻アイスアリーナ
今日勝てば優勝。先走る気持ちがあだとなったのか、大量得点・無失点を目指して臨んだ関学大戦でまさかの敗北を喫してしまった。
まずは第1P。関大は序盤からシュートチャンスも少なく、相手ゴール前での守りの場面が続く。またペナルティも続出。数的不利な状況になるも、GK高野がなんとかゴールを死守する。だが12分、関学大にまさかの先制点を許してしまう。しかし、この1点で関大が奮起。それまでかみあわなった攻撃陣が力を見せ始める。13分には齋藤が1人で持ち込み、ゴール左からシュート。また、14分には深谷が強烈なシュートで関学大ゴールを襲う。しかしいずれも得点には結びつかない。すると18分に、ゴール前でのパスミスが原因で関学大に追加点を与えてしまう。0‐2と関学大にリードされるという予想外の展開で、第1Pを終えた。
“まだ40分あるんだ。落ち着いて集中していこう”。第1Pの嫌な雰囲気を吹き飛ばす様な、明るいかけ声で始まった第2P。関大は開始直後からシュートを連発する。1分には小笠原のパスを受けた松本がゴール左からシュート。そのこぼれ球を小笠原が押し込もうとする。続く6分には鷺橋の的確なパスから岡本がシュート。ゴールには嫌われるものの、素早いパス回しと個人技で相手DFをほんろうする。そして迎えた17分。高崎のパスを受けた鷺橋が、冷静にシュート。ついに待望の1点を得る。なんとか同点に追い付いておきたい関大だが、そのまま1‐2で最終Pへ。
開始6分、関学大にまたもや追加点を奪われる。再び2点差となってしまった関大は次第に焦りが見え始める。9分にはゴール前での混戦から神田が押し込むも、ノーゴールと判断されてしまう。そしてそのまま無情にも試合終了のホイッスルが鳴り響き、1‐3のまま終了。まさかの敗北を喫してしまった。
最終節は、リーグでは惜敗を喫した同大が相手だ。優勝のためには絶対負けられない。必ずや勝利し、2年連続関西制覇を成し遂げる。
▼川内主将
「今日は優勝を意識しすぎてしまい、目の前の敵に立ち向かうことができなかった。1番落としてはいけない試合を落としてしまった。しかし(キルプレイ中の失点を)1点に押さえてくれたのは大きい。GKとDFに感謝している。負けて得られることも多いので、問題点を改善して同大戦に照準をしぼっていきたい」
びわ湖大学駅伝第68回関西学生対校駅伝競走大会◇11月18日◇滋賀県西浅井町
薄霧がかかる肌寒い空気の中、行われたびわ湖大学駅伝。スタート前、関大応援団の声が響きわたる。力強い太鼓の音とともに、選手たちの鼓動は高鳴った。
午前8時スタート。関大第1区・勘場は勢いよく飛び出した。目標は3位入賞。1つでも上位を狙いたい関大。7位で第2区へとつないだ。
第2区・木村が前を走る近大選手をとらえる。区間4位の好走を見せ、順位を1つ上げて6位で第3区・山口へ。続く第4区・宮田、第5区・中島と順位はそのままに6位で通過。しかし、第6区・岩森で7位、第7区・西田で8位と順位を落としてしまう。最終区は今回初参戦の四ツ谷。1年生ながら懸命に走り抜き、8位でゴールを駆け抜けた。
今年夏、毎日30キロの走りこみでつけた力を発揮できなかった。しかし、苦しい練習を耐え抜いた、強い精神は生きている。3位入賞という目標をたすきに込め、来年へとつなぐ。
▼木村(長距離パート長)「今回エース檜山が欠場し、走順変更などがあった。その中では頑張れたが、やはり実力不足。来年3位入賞の目標を叶えるため、もっと走りこみをして行きたい」
関西学生リーグプレーオフ戦対立命大◇11月12日◇高槻アイスアリーナ
試合終了まで残り1分、松本がセンターラインから果敢に走りこむ。そしてそのままスピード溢れる攻撃で相手DF陣を置き去りにし、がら空きのゴールへパックを流す。次の瞬間、リンクに歓声が響きわたり、関大選手が雄たけびをあげた。関大の勝利を決定づけたダメ押しの5点目。ルーキーは「余裕を持ってやれた」と頼もしく語った。
第1Pから、終始互角の争いを繰り広げた。関大は開始わずか3分で先制点を献上。だがあわてることなくシュートチャンスを演出し、5分には岡本がゴール左から冷静にシュート。続く7分には相手ゴール付近でのリスタート早々、高崎が振り向き様にスライディングショット。8分にもブルーラインから鷺橋がダイレクトにゴールを狙う。いずれもポストにこそ嫌われるが、得点を予感させるシャープなプレーで相手ゴールに襲いかかる。そして迎えた9分、ついに試合が動いた。ゴール前での混戦から一人抜け出した早坂がゴール左へ素早く横パス。待ち構えた山本がそのまま押し込み、見事にゴール。息の合ったコンビネーションで同点にこぎつけ、ゲームを振り出しに戻した。
続く第2Pも両校激しく攻め合い、3―3とする。いい雰囲気を維持して必ず勝とう=B部員全員で士気を高め、いよいよ最終Pへと臨んだ。最終Pでは開始直後から松本、山本を中心にパスカット後の速攻で相手ゴールを攻め立てる。負けじと立命大FW陣も積極的に前線へとパスを供給し、激しい当たりを見せる。だがGK高野を中心に、鉄壁のディフェンスでゴールを死守。その直後だった。自陣で奪ったパックを松本がそのまま敵陣へと持ち込み、リンク上でワイドなポジションをとり、細かくパスをつなぐ。そして相手DFをほんろうし、タイミングをうかがったところで神田が逆転弾。献身的なプレーでついに1点リードを果たした。その後、焦りを見せ始めた立命大はラフプレーを連発。次々とぺナルティが課せられ、関大は数的有利になる。試合はどんどん関大ペースへ。そこで最後は松本がきっちりと決め、5―3で価値ある白星を収めた。
細かいパス回しと素早い攻守の転換で、強豪・立命大に見事快勝を果たした関大。次節は、近年敗北を喫したことのない関学大が相手だ。チームの要・川内主将も「完封勝利したい」と勝ちへの貪欲さを見せる。勢いの止まらない関大。今の彼らには、どんなシュチュエーションに陥っても勝利を導くだけの勢いと可能性がある。
▼川内主将「今日はDFの守りが少し甘かった。だがいつもよりコミュニケーションもよく取れていたし、パワープレーやキルプレーの練習もしていたのでそれが成果として出た試合だった。関学大は負けたくない相手なので、今日の課題を克服して大量得点、無失点を目指す」
▼神田「正直勝ててほっとした。いつも出だしが悪いのが課題だったが今日はよかった。だから早い段階で先制点を取られても、チームの雰囲気もよくいけた。今日は調子がよかったから2得点できた。次もいつもどおりの力を出して勝ちます」
▼松本「今日は守りの面に問題があったが、決められる所で決められた。始めは全然動けなかったがだんだん動けるようになったからこの結果が得れた。今日の課題はディフェンス面にミスが多かったこと。具体的には、カウンターでとられた点数や、リバウンドなど。次節の関学戦は、絶対勝って同志社戦にはずみをつけ、優勝したい」
第52回全日本対抗選手権大会(2部)◇11月11日◇羽曳野コロセアム
悲願の1部昇格を目指したが、力及ばず叶わなかった。各階級上位入賞者にポイントが与えられ、点数が高い2校が1部昇格決まる今大会。関大は69`級で武市が3位。守谷も85`級で2位と結果を残すも、20校中4位で1部の舞台には届かなかった。
ジャーク3本目153`。85`級守谷は力強く持上げ成功させると珍しくガッツポーズを見せた。「勝ったと思った」。しかしその直後、優勝を争っていた平成国際大・加藤が、4`重い157`を成功させる。結局、守谷はスナッチで118`の記録で1位に輝きながら、トータルでわずか1`の差に敗れ優勝を逃した。「いい試合になったけど、悔しい」。連覇の懸かる12月1・2日の関西学生選手権に向けて雪辱を誓った。
▼橋本監督「部員が少ない中で大学から競技を始めた人も多いのに、選手たちはよくやってくれた。
来年はSF入試でいい選手が入部してくるので1部昇格は期待できると思う」
▼守谷選手「調子はよくなかった。優勝できなかったので75点ぐらいです」
▼武市選手「いつも通り試合に臨めた。思ったよりいい記録が出て良かった。力が弱いので力を付けたい」
◆記録◆
順位 スナッチ ジャーク トータル
清水(62`級) 5位 90 105 195
武市(69`級) 3位 115 138 253
福住(77`級) 6位 105 130 235
守谷(85`級) 2位 118 153 271
※すべて`、上位入賞者のみ
◆総合順位◆
1位 平成国際大 170
2位 福 岡 大 130
3位 京 産 大 89
4位 関 大 80
※数字はポイント
関西学生リーグ入れ替え戦◇11月5日◇京都橘大学
いざ1部昇格へ。関大・甲南大・京大が三つ巴の戦いを繰り広げた。
先攻1立ち目、二的・小西と大落・佐藤が皆中で流れに乗るかと思われた。しかし続く後攻1立ち目は調子を崩し、16射中8中にとどまってしまう。対して安定した射の京大。徐々に差が開き始めると、関大に焦りが見え始めた。大前・黒崎をはじめとする先攻は、2回の全員皆中で相手に食らいつくが、後攻が足を引っ張ってしまう。思いのほか的中数が伸びない。「立て直そうという意識が先走ってしまった」(池田主将)
最後まで流れに乗り切れなかった関大は、160射中125中の京大に一歩及ばす2位。リーグでは130中を超す好記録を出していたが、この試合では121中の不本意な結果に。入れ替え戦のプレッシャーに打ち勝つことができなかった。
▼池田主将「勝てると思っていた。メインの8人が崩れてしまってはだめだった。柱の自分と地蔵はもっと力を出せたはず。メンバー外の部員に達成できなかったことで得たものを伝えたい。関大は、年を重ねるごとに力を感じる。来年こそ1部昇格を目指す」
関西学生リーグ第6節・対阪大◇11月5日◇高槻グラウンド
Aリーグ昇格への望みをつないだ関大。今季Bリーグへ昇格した、阪大との一戦に臨んだ。前半2分、阪大の足を使った攻撃に関大ディフェンスが機能せず、先制トライを許す。その後再三の攻めを見せるも、ノックオンなどのミスが続出。思うように攻めきれない時間が続く。しかし15分、WTB清水が阪大ディフェンスをかわしトライ。7―5と逆転に成功。24分、30分にもトライを決め阪大を突き放すも、ロスタイムにペナルティゴールを決められ、21―8で前半を終える。
後半7分、FB五條がバックスの展開からトライ。敵陣での密集プレーから、18分にもトライを奪う。しかし前半同様ミスが相次ぎ、関大はあと一歩のところでトライを決めることができない。33分には、自陣でのミスから相手にモールで押されトライを許し、14―5。関大は悪い流れを修正しようと、声を掛け合いプレーを確認する。これが奏功したのか、37分にゴールライン付近で相手のミスを誘い、モールで一気にトライ。その後ゴールを守った関大、40―13で試合終了を迎えた。
▼中谷主将「点数では勝ったが、気持ちでは負けていた。ノックオンなどの初歩的なミスが目立ち、良いプレーが出来なかった。Aリーグ昇格には、残りの試合で全勝することが最低条件なので、一から練習をする」
第8回全日本学生体重別団体優勝大会◇11月4日◇尼崎市総合記念公園体育館
柔道部男子が全日団体戦に出場した。全国の舞台は3年ぶりだが、少しでも良い結果を残したい。
1回戦の相手は福井工大。先鋒の野上が押さえ込みで一本を奪うと、ここから関大が力の差を見せつける。続く岡本、森安も共に一本勝ち。そして、他のメンバーも勝ち星を重ね、7−0で圧勝した。
このまま、勢いに乗りたい関大。2回戦は、シード校である国学院大と対決する。先陣を切って野上が挑んだ。だが相手が終始、試合の主導権を握る。そして、有効を奪われ敗れた。
続く岡本。積極的に技を掛けていくが、なかなか組み手が決まらない。だが、相手のすきをついて倒すと、寝技に持っていった。そのまま勝利し、1−1の振り出しに戻す。
しかし、この後、勝ち星は続かない。大将の木村が白星を挙げただけで、国学院大に力の差を見せつけられる結果となった。廣渡主将は、「悔しかった。」と振り返り、雪辱を誓った。この敗戦を糧に来季こそ、目標の全日ベスト16入りを目指す。
第56回全日本学生賞典障害飛越競技大会◇11月2日◇JRA馬事公苑
昨年2位につけた全日。さらなる高みを目指し、戦いに臨んだ。1日に行われた第1回走行で、好成績が期待された大竹・千嵐がまさかの失権。中谷・バーデンバーデン、片山・アステリクス、荻原・千将、斉藤・千駿も好タイムを残すものの、減点がひびき上位につけることができない。
すべてが決まる2日の第2回走行。関大の1番手・中谷・バーデンバーデンは、89.58で減点8。第1回走行と合わせた総減点22。続く斉藤・千駿は84.01で、減点4、総減点36。片山・アステリクスは94.06で減点4、総減点16。最後の荻原・千将は84.68で、減点8、総減点16というまずまずの結果を残すも、団体5位入賞という結果に終わった。
関西学生リーグ第7節・対関学大◇11月1日◇高槻アイスアリーナ
予選最終戦は、ライバル関学大との対決となった。プレーオフに向け、関大らしさを見せたいところだ。
第1P、序盤から関大が相手ゴールへと攻めたてる。すると開始わずか2分半に、金山の放ったシュートのリバウンドを高崎が押し込み、先制点。続く7分にも金山のアシストで早坂がゴールを決めた。しかし、いまひとつ安定感がなく焦りをのぞかせる関大は、徐々に関学大に速攻のチャンスを与えてしまう。19分にはゴールポストに助けられたものの、第1P後半には相手のシュートが目立つようになっていた。
第2Pは終始関大ペース。4分半に竹内が一人抜け出し、GKとの1対1を難なくさばいて3点目を決めた。流れに乗った関大は、ルーキー松本の力強いプレーを中心に奮闘する。すると10分には山本がだめ押しのゴール。堀のファインセーブも光り、関学大をここまで無得点に抑えて最終Pを迎える。
最終Pも良い流れのまま迎え、対する関学大は防戦状態に。しかし、数あるチャンスを決めきれず、関学大を突き放すことができない。11分には連続ペナルティで2人が退場。3対5と不利な状況になってしまう。12分には守りきれず、まさかの失点。その後もペナルティや小さなミスを犯し、流れをつかめないまま試合終了。4−1と勝利はしたものの、またもや完封勝利を逃した。
▼川内主将「全体的には取り逃しているところもあったが内容は悪くなかった。3Pがバタバタしてしまった。3Pは試合によってだらだらしたり、ムラがあるので、気持ちをピークに持っていかなければいけない。プレーオフに向けて、けが人はけがを治し、全員そろって挑みたい。優勝します」
▼山本「得点できてうれしかった。でも前節に比べるとスピードに乗れていなかった。今日は、個人的にはペナルティが多かったのが反省点で、チーム的には互いがカバーし合えていたのが収穫。去年よりも実力は上がっているので、プレーオフで優勝を目指す」
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